ゲゲゲのブラック次元 -106ページ目

ゲゲゲのブラック次元

コッペパンと妖夢が好きなゴクウブラックと
罪のない人間と海砂に優しい夜神月と
色物揃いで最強の部下たちを従えるリボンズ・アルマークが
存在するカオスな次元です

《説明》とある研究所。トコトコと足音を立てながら何者かが警備員をなぎ倒していく。

警備員「だ、誰だおま…グハッ!!」

Dr.「遂に完成したぞ!!これさえあれば、誰も成しえることのなかった不老不死が実現する!!」

?「もう…解放してくれるの……?」

Dr.「ん?」

?「もう私は必要ないでしょ……?これ以上血を吸い取られたら、私…。」

《説明》手足を拘束され、腹に複数のコードを突き刺された少女が目を座らせている。

Dr.「そうだな、もちろん解放してやるさ、死ぬまで血を吸い取った後でな…。」

少女「っ?!」

Dr.「この薬を作るにはただでさえ錬金術師の血が多くいるんだ、だから吸えるだけ吸っておいてやるさ。」

少女「そんな…!!(嫌だ…私、こんなところで死にたくないよ…お願い、誰か助けに来て…体を薬に変えられたまま死ぬなんて嫌だよ…!!)」

《説明》囚われた少女の死にかけた瞳からは、光の粒が落ちていた。

Dr.「薬量産の暁には宇宙中に売りさばき、私は大儲けだ!!」

?「そいつはよかったね…。」

Dr.「なにっ?!…グホッ…!!」

《説明》何者かが背後から不意打ちで科学者を気絶させる。

鳳蘭「やぁ。」

少女「貴方、誰?」

鳳蘭「ほぅ、こいつは驚いた、こんなに可愛い女の子が拉致されてたなんてね。」

《説明》鳳蘭は少女の臍元を指でなぞった。

少女「っ…?!♡」

鳳蘭「結構スベスベの肌だね…(ペロッ)」

少女「ヒイッ…?!♡」

鳳蘭「なるほど、これを作ってたのか…。君の血を基に作ったんだっけ?」

《説明》鳳蘭が机の上のカプセル型の薬を1つ手に取る。

少女「…。」

《説明》少女は目をそらした。

鳳蘭「永遠の命が手に入る薬って言ってたけど、どんな効果があるのかな?ちょっと試してみるか。」

少女「だめ!!そんな人を不老不死なんかにさせたら、その人の思う壺に…。」

鳳蘭「もう飲ませちゃったよ。」

少女「えっ?!」

《説明》科学者の体は見る見るうちに小さくなっていった。

鳳蘭「なんだ、永遠の命ってこういう意味だったのか…。」

少女「えっ?」

鳳蘭「見てみなよ。」

少女「赤ん坊?!」

鳳蘭「不老不死っていうのは1から人生をやり直すって意味だったみたいだね、ここまでして完成させたのがただの強力なアポトキシンだったなんて、哀れなもんだ…。」

兵士A「鳳蘭様!!申し訳ありません、研究所の発見に手間取り、到着が遅れてしまいました。」

鳳蘭「いや、丁度よかったよ。お前らはこの薬を倒れてるやつらに飲ませるんだ。」

兵士B「ハッ!!ですがこの薬は?」

鳳蘭「飲んだら人生をやり直せる薬さ、ほらこんな風に…。飲ませて赤ん坊になった奴らは連れて帰るんだ、頼んだよ。」

兵士B「ハッ!!」

《説明》鳳蘭の命令で兵士たちが部屋から出ていく。

鳳蘭「さてと、やっと2人きりになれたね…。」

少女「えっ?」

《説明》鳳蘭は顔に巻いてる包帯をとって素顔を見せた。

少女「っ…?!♡」

《説明》鳳蘭の童顔だがかなり整った素顔を見て少女は少し心を奪われた。

鳳蘭「チュッ♡」

少女「っ?!!」

《説明》鳳蘭は少女の臍元にキスをした。

少女「変態!!助けに来てくれたんじゃないの?!」

鳳蘭「さぁ、それはどうかな…?」

少女「えっ…。」

鳳蘭「俺は別に君を助けに来たなんて一言も言ってないよ?ただここらで珍しい薬の研究をしているって聞いたから、その調査に来ただけだよ…。キミは今貼り付けにされている、おまけに殺気からずっと血を吸い取られている。このままほっといても貧血で死んじゃうだろうね…。だから、それまで俺のおもちゃになるってわけだよ。」

少女「お願い…。」

鳳蘭「っ?!」

少女「私、こんなところで死にたくない…。誰からも愛されずに、1人ボッチのまま死ぬなんて嫌だよ…。」

鳳蘭「やれやれ、どうしてそれを早く言わないんだい?分かっていたよ、君の瞳の中の闇を見ればね、キミが生涯孤独だったってことが…。キミ、名前は?」

異亜「…異亜……。」

鳳蘭「異亜?その名前…どうやら夜兎族のようだね…。俺は鳳蘭、夜王・鳳仙の血を引くものだよ。」

異亜「鳳蘭…。」

鳳蘭「ここから出たいんだろ?なら俺が望み通りここから出してあげるよ…。」

異亜「本当?!」

鳳蘭「ああ、じゃあまずこれを引っこ抜かないとね。」

異亜「ダメ!!」

鳳蘭「えっ?」

異亜「それを抜いたら私、体中から血が一気に流れ出て死んじゃう…。」

鳳蘭「確かに…。なら動力源をつぶせばいい。」

異亜「無理だよ…それには強力なバリアが張られていて、私も錬金術で破壊しようとしたんだけど、ダメだった…。やっぱり、私…ここから出られない…。」

鳳蘭「そう泣かないでよ、アレ壊せばいいんだろ?」

異亜「無理だよ…。錬金術でも壊せないのにあなたに壊せるわけが…」

鳳蘭「さぁ、それはどうかな…?」

《説明》鳳蘭は楽々とバリアを破って吸血装置を破壊した。

異亜「っ…?!」

鳳蘭「これで…」

異亜「うっ…!!」

《説明》鳳蘭は異亜の腹に突き刺さったコードを抜いていく。

鳳蘭「いいだろ?」

異亜「ありがとう……♡」

《説明》鳳蘭は異亜を拘束から解放してお姫様抱っこする。

異亜「っ…♡」

鳳蘭「ねぇキミ、俺と一緒に来ないかい?」

異亜「えっ?♡」

鳳蘭「錬金術が使えるんならかなりの戦力になるし、ウチ(鹿苑隊夜兎部隊)女の子いないからさ…。どうだい?」

異亜「…はい…鳳蘭様♡」

《説明》異亜の心は完全に鳳蘭に盗まれていた。

鳳蘭「フッ、じゃあ行こっか…。」

《説明》銀河大帝国『鹿苑隊』母艦『金閣』。

参謀「餓鬼義元帥、鳳蘭提督が本艦にご帰還なさいました。」

餓鬼義「ん?鳳蘭殿が帰ってくるとは珍しい…。」

参謀「何でも新たな錬金術師なるものを部下に引き入れたと。」

餓鬼義「錬金術師?!やはり錬金術師は蔵羅殿だけでははなかったでござるか…。ならば拙者に伝えるより直接皇帝に伝えてくるがよろし。」

参謀「ハッ!!ただちに!!」

鳳蘭「やあ、久しぶりだねカイザー。」

金時「おう、でもやっぱお前にカイザーって呼ばれるとなんかうさんくせぇから呼び捨てでいいぜ?」

鳳蘭「分かったよ金時。俺もやっぱりこっちの呼び方の方がいい気がしてて迷ってたところなんだ。」

金時「早速本題に移るけどよ、錬金術師を引き入れたんだって?」

鳳蘭「ああ。おいで…。」

異亜「お初にお目にかかります、殿下…。とある研究機関から鳳蘭様によって引き取られました、異亜といいます。」

金時「おお、なかなか可愛い子じゃねぇか!!鳳蘭、お前センスあんな!!」

鳳蘭「フッ…。」

異亜「ど、どうも…。」

金時「にしても蔵羅以外にも錬金術師がいたなんて以外だったな。蔵羅にも見せてやりたかったよ。」

異亜「(この人からは凄まじい魂のオーラを感じる…これが侍…。)」



※脳内再生用ボイス
-CAST-
・坂田金時 CV:中村悠一

・山田餓鬼義 CV:浪川大輔

・鳳蘭 CV:福山潤

・異亜 CV:名塚佳織