前回まで
アンカー接続部を工場加工品にしてみました。




今回は
ローラーステーにブレーキステーをつけていこうと思います。


まずは素材
・皿ビス加工したステー
・12mm皿ビス
・スプリングワッシャー
・ナット
・黒バネ1/2カット





組み立てていきます。
ステーに皿ビスを通して
スプリングワッシャーとナットで固定します。




黒バネをナットに押し込みます。
カットしてある方が上です。




ブレーキステーに対応するローラーステーの穴を2.1mmで拡張します。2.5mmまで拡張してハトメ接着するのもありですね。




ロックナットで固定します。

完成。



何故ココにバネを入れたのか。


❶ブレーキ調整性能を上げるため
ロックナットを締めるとブレーキステーが上がり、緩めると下がります。ワッシャーやナット、スペーサーのサイズでの段階的な調整ではなく、より細かな無段階での微調整が可能になります。
単純にブレーキの種類はモーターパワーで選択され、ブレーキの効き始めはコースレイアウトに左右されると思います。効き始めのタイミングを微調整しやすくできると考えています。
また、部品の脱着必要がなくなるためメンテナンス性能も向上します。


❷ブレーキステーのみで路面に追従するため
例えばローラーがコーナーの壁に当たっている時に路面の障害物にブレーキが当たると、一体化しているローラーステーもブレーキステーと同期してしまい上下にガタつきます。コレを解決し、個別的に対応できます。
カッコよく英語でいうとinvisible brake function(個別制動機能)とかでしょうか。バネ入れただけですけどw


❸着地時の衝撃を緩和するため
コースの壁に乗り上げたマシンをいなし、コース内に復帰させるATバンパーやアンカーとは違って、着地時の衝撃を吸収しコースアウト予防します。






動きを動画にしてみました。







こんな感じです。




可動式リヤブレーキステーはコレで完成。

試走してこようかなー。


一旦ココまで。


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