地蔵茶屋跡からは林道とおさらばです。写真でいうと左側の砂利道に入っていきますが…,すぐに熊野古道ともおさらばです。というのも,地蔵茶屋跡~石倉峠北側間は土砂崩落のため通行止めになっているからです。う回路を1時間(正規ルートの+40分)かけて進まねばなりません。う回路は車も通れるぐらいの道で高低差や危険個所はありません。

 

10:40,う回路が終わると石段と歌碑のある開けた場所に出ます。ここから越前峠を目指して再び急な登りが始まります。ヒーヒー言いながらやっとこさ10:55に越前峠に到達。ここで外国人ファミリー5人とすれ違います。どこから来たのか尋ねるとブラジルから来たと教えてくれました。ここから那智大社までの時間を聞かれたので,4時間かかったよと答えると,小口までは2時間30分ほどだよって…。

 

越前峠を降りますが,これがまた急な下り坂で苔むしているから滑りそう~。さっきのブラジルのお姉ちゃんが疲れた顔してるのは無理もないわ~。楠の久保旅籠跡を越えたところに,素敵な東屋と水道?がありました。ちゃんと水は出ますよ。ありがたいですね。しかし,まだまだ滑りそうな下り坂は続きます。

 

12:30 やっとこさ,円座石(わろうだいし)に到着。苔むしたところに文字が浮かび上がっています。もうすでに膝が笑い,脚ががくがくしてます。人より体重があるため,下りの膝・足裏への負担が半端ではありません。少し休憩すればよかったのですが,ゴールが間近なので,そのまま下っていきます。

 

12:45,小口集落が見えてきました。12:50に本日のゴールの小口側の大雲取越に到着です。約6:30かかりました。途中,休憩はほとんどしませんでしたが,写真を撮りまくったり,苔をうっとり眺めたり,う回路があったりで,標準より1:20余分にかかりました。さすがカメさんです。ここまですれ違った人は10人。正月は宿泊施設が営業していないので,テントを背負った人もいましたね。

 

ところで,なぜわざわざ5:30過ぎに大門坂を出発したかというと,実は小口バス停13:25のバスに乗るためです。これを逃すと2時間近く何もないところで待ちが発生するので,時間を確認しながらの山行だったのです。だいぶ余裕をもって計画していたので,無理はしていません。

 

計画通り,小口バス停から神丸バス停まで行き,そこで新宮行のバスに乗り換えました。新宮高校前バス停で今度は那智勝浦駅行のバスに乗り換えるのですが,初詣客のため熊野速玉大社周辺が大渋滞。那智勝浦駅行のバスは15分遅れでやってきました。これには無茶苦茶焦りました。というのも,次の浜の宮バス停で,熊野那智大社行のバスに乗り換えなければならないのですが,このままだと乗換に遅れるかもしれないからです。「運ちゃん頼みます!」と心の中で念じてたら,ぎりぎり間に合いました。

 

15:30に大門坂駐車場に到着し,那智駅前の道の駅なちの温泉施設「丹敷(にしき)の湯」にて汗を流し,次の車中泊地へ移動です。