研修生を送りだす
無事、一期目の外国人研修生を送りだした。
成田は雪交じりの天候だった。
最後に出国のゲートで、がっちりハグをした。
長いハグだった。
彼女らはみんな泣いていた。
ちょっと、センチになる。
先日、外国人研修生の送別会が開かれた。
昨年からの一年間、ウチで頑張ってくれた3人。
工場の休憩室で、みんなの持ち寄りでそれは開催された。
ありがとね。
異国の地にきて言葉も分からず、大変だったろうに。
今では欠かせない戦力になった。
一年での帰国はちょっと早すぎる気もする。
また、こうして送別会を開き送り出すといった、
温かいみんながいなければ、この子たちももっと大変だったろう。
Wellcomeの気持ちで迎え入れてくれたメンバーにも感謝。
たくさんの贈り物が彼女らに渡されたね。
また、たくさんのことを教わったね。
この研修生3人はフィリピンに帰った。
現状の制度では日本には来れない。
また、帰っても仕事に就けるか分からないという。
失業者があふれ、産業の乏しい国では生きることが本当に難しい国なのだ。
「誰のせい、何が悪い」など言ってられないし、甘えは全く許されない。
それでも、彼女らは大きな「夢」を持ている。
日本語の教師になりたい。マルセーラ。
カナダで商売がしたい。ジュン。
母国の発展に貢献がしたい。チェリー。
飛行場のゲートで彼女たちからこんなことを言われた。
「センムーゥ。ワタシタチ、オネガイガアリマス。
フィリピンデハ、シゴトガアリマセン。
ドウカ、ケンシュセイのウケイレヲ、ズットツヅケテクダサイ。
オネガイシマス。」
後進に続く母国民のためにこんなお願いをされた。
彼女らからそんなことを言われてびっくりした。
また、ちょっと感動した。
心の「儀」スイッチが入っちゃうよ。
人手不足解消が目的で今回、異国から研修生を呼んだ。
日本におけるこんな状況でも、ウチらの業界は慢性的な人手不足。
この制度はいろいろ問題はあるけど、
受け入れ側や、送り出し側がきちんとルールにのっとれば
素晴らしい仕組みじゃないかな。
ウチもほんの少し、本当に少しだけ、
世界貢献ができたのでは・・。
日本は恵まれた国だ。
こんなムードであってもだ。
やる気があれば何でもできる。生きる不安は最小限だ。
この国に生まれたこと。
日本社会に守られていること。
会社があること。
今の環境があること。
夢の実現における可能性が高いこと。
一人ではないこと。
現状に感謝だね。
本当に御苦労さまでした。
国に帰っても、あなたたちを忘れないよ。


