コート
11月も中旬に差し掛かり、だいぶ寒くなってきた。
コートも外出時は手放せない季節になってきたね。
たまには、クリーニング屋らしく
コートについてのウンチクなど書き綴ります。
○トレンチコート
最もポピュラーなコートで、男女問わず使われている。
実はこのコート、戦場から生まれたことは有名だ。
実用・機能的デザインで、誕生したのが第一次世界大戦のとき。
英・仏・米などの連合軍が着る防水コートとして開発された。
戦時の防御施設がトレンチ(trench=塹壕)で、名前の由来。
塹壕で使用するために優れた防水性、機能性が求められた。
露天の塹壕で着られるため、複雑なデザインになっている。
一見不要なものも戦時には大変重要な役割を持っている。
たとえば、前身ごろがダブルになっているのは、
風向きによって右前にしたり、左前にしたりできる。
背肩の当て布は、二重にすることにより防水効果がある。
襟やそで口もダブでとじられるようになっている。
現在では使われていないが、ベルトのDリング。
水筒や手りゅう弾をつけるために使われていた。
肩章は階級章を取り付けたり、
双眼鏡や銃を肩から下げたときに外れないようにするために使用された。
○ピーコート
トレンチコートが陸上での防寒に使われたのに対して
海上での身を守るためにうまれたコート。
オランダ語で「ピイ・ヤッケル=pij-jekker)」
意味は粗い毛織物。
○ダッフルコート
このコートも
かわいらしい着こなしとして着られているが、
もともとは軍服。
イギリスの漁師の仕事着を第二次世界大戦中に
海軍が厳寒の北海で勤務する水兵用に採用された。
ダッフル(duffel)という名は、
使われている厚手の毛織物が
ベルギーのダッフルという町で織られていたのが由来。
このような冬に大活躍のコート達。
お手入れも欠かせません!
お手入れは、当店に
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