家業を継ぐことについて | 練馬ではたらく社長、初心日記

家業を継ぐことについて

「父親の家業を継いでいるのですが、

           本当は他にやりたいことがあるのです。」

「やりたいこと、やればいいじゃない。」

「しかし、それが出来ないので、悩んでるんです。」

「本当はそれほどやりたくないから、家業を継いでいるのでしょ?


            だって、あなたはそれを選択しているのだから。」

「ほんとうは、継ぎたくないんです。でも、両親のことを思うと・・・。」

「つまり、あなたのやりたいことは両親のことを大切にしたいということが


一番なのではないですか?  だからこそ、家業を継いでる。


本当に両親のことを大切にしたければ、

                 どんな苦労だってできるでしょう?


そういう意味では、


まだ両親のことも大切にしたいと本気で思っているとは言えない。


だから、それ以上に自分が他にやりたいと思っている他のことは、



ほんのちょっとやりたいと思っているレベルではないですか?


その程度の気持ちではまず、うまくいくとは思えませんが。」


自分が宙ぶらりんの気持ちでは、何をやってもうまくいくはずない。

なんでも、本心からやりたいと思えば違う結果になる。

本来の目的を明確にすれば、「しなければいけない」ものが

「やりたくてしょうがない」ものになる。

読売新聞夕刊に連載されていました、

第19回自由都市文学賞「他人の垢」

当業の2代目の悩み、戸惑い。

まじめに働く、主人公の描写に感情移入しました。