Reincarnation ~輪廻転生~ 36 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

母上・・・

フォンが私に教えてくれました・・・

それは、私が何の為に生まれてきたのかと・・・

父上は、フォンの話を、
目を閉じ、黙って聞いていらっしゃいました。

きっと、父上にも、
私が生まれてきた理由に
お心当たりがあったのかもしれません。




母上・・・

天門は、どこへと続いているのでしょうか・・・?

父上は、母上のもとへと
続いていると、強く信じていらっしゃいます。

ならば、私は・・・
















薬草庫で、ウンスが、高熱をだし、
倒れてから、数ヶ月がすぎ・・・

ウンスは、チャン侍医とミョンウォルの
治療で、小康状態を保っていた。

そして、回数こそは減りはしたが
坤成殿へと、ユリと世子様のもとへと通っていた。

嬪宮として、世子の子を授かることができないユリを
皇宮の魑魅魍魎の魔の手から護らんと
ウンスは、その身を挺して護っていた。

「母上様・・・
無理は、なさらないでくださいませ。

先日も、薬草庫で倒れられたと・・・
私に黙っておいででしたが・・・

母上様が、お元気でないと
心が休まりません・・・

それは、きっと父上様も同じはず・・・

どうか、母上様・・・
お身体を大事になさってください。」

坤成殿に姿を見せたウンスに
ユリが、涙をうっすらと浮かべながら言った。

「ユリ・・・

心配かけたわね・・・
でも、大丈夫よ。

父上様との約束で、
けっして無理はしないって・・・

それに、坤成殿からの
帰りには、必ず、典医寺に立ち寄っているの。

ウフフ・・・
父上様がね、典医寺まで
迎えに来てくれるから・・・

だから、もし、体調が優れなくても
典医寺のチャン先生や、ミョンウォル、
それに、クァンさんが、目を光らせてるから
大丈夫なのよ。

本当に、ヨンも、典医寺の皆も
過保護すぎるのよね・・・ウフフ」

ウンスは、面白おかしそうに
ユリに、話して聞かせた。



















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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
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その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
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心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
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by junjun