I am thinking of you・・・ 27 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「Reincarnation ~誕生・生まれし運命~」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
 
「時をこえて・・・」2周年Anniversary企画といたしまして
現代版ヨンとウンスのお話をお届け致します。

「bonds of love~愛の絆」の続編
挙式後のヨンとウンスの
新婚生活のお話となります。

さて・・・どういう展開になることか・・・(;^_^A
お楽しいただければと思います。

by junjun
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前回までのお話はこちらから


『ウンス!
ウンス!!

どうか、無事でいてくれ!!』

チュンソクが、

地下の駐車場に車を停めると
ヨンは、駆け足で、

マンションのエレベーターへと乗り込んで行く。

ヨンの胸の内は、ざわめき
落ち着くことが出来ない。

地下から、最上階へと昇るエレベーターが
まるで止まっているかのように感じていた。

最上階へとエレベーターが到着すると
ドアが開ききるのを待たずに
ヨンは、ウンスが待つ部屋へと駆け出した。

マンションの部屋の前には
アン・ジェが、項垂れるようにして立っている姿が見えた。

『アン・ジェ!

ウンスは?
ウンスは無事なのか?!』

目に飛び込んできたアン・ジェの姿に
ヨンの背中に冷たいものが走った。

「ヨン・・・

すまない・・・
一足・・・

遅かった・・・」

アン・ジェは、唇を噛みしめながら
重い苦しい声でヨンに告げた。

『何?
どういう事だ?

メヒか?
メヒが、ウンスを・・・?』

ヨンは、アン・ジェの言葉に
耳を疑いながら、ウンスが居るはずの
マンションの部屋の中に入って行った。

『ウンス!

ウンス!!

俺だ!
チェ・ヨンだ!!

もう大丈夫だから
姿を見せてくれ!!』

ヨンは、ウンスの名前を叫びながら
マンションの中の全ての部屋の扉を開けていく。

気が狂ったかのように
部屋中を探すヨンにアン・ジェが声をかけた。

「ヨン・・・

ヨン!!

 

ウンスさんは・・・

もう、ここに居ない・・・」

『アン・ジェ・・・

話を・・・
聞かせてくれ・・・

お前がここに到着したとき・・・
どんな状態だった・・・?

メヒは?
他に、怪しい輩はいたのか?』

ヨンは、怒りに満ちた声で
アン・ジェに問いかけた。

「ヨン・・・

わかった・・・
話をしよう・・・

俺が、此処に駆け付けた時
すでに、部屋の中は
も抜けのからだった・・・

争った形跡もなく・・・
ただ・・・
ドアの鍵が開いていた・・・

そして・・・
これが・・・」

アン・ジェは、一枚のメモを
ヨンに手渡した。

『これは・・・?』

ヨンは、アン・ジェから
手渡されたメモを受け取ると
その意味を訊ねた。

「俺が、此処に駆け付けた時・・・
玄関に落ちていた・・・

恐らく・・・
ウンスさんが・・・」

ヨンは、アン・ジェから受け取ったメモの文字を
食い入るように見た。

『そうだ・・・
これは・・・
ウンスの筆跡だ・・・

そうか・・・
やはり・・・

メヒが、ウンスを・・・』

ヨンは、メモに書かれた
ウンスの文字を指で辿るようにしながら呟いた。






”하늘의 입구 (ハヌルィ イpック)・・・”




『天の・・・入り口・・・?
どういう事だ・・・?

まさか・・・?

天門・・・か?!』

ウンスが残したメモの文字に
隠されたその意味に
ヨンは、ある因縁を感じ、

眉間に深く皺を刻んだ。





















*お話のお届けが、なかなかできず・・・

お待たせしてしまい、申し訳ありません<(_ _)>

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun