I am thinking of you・・・ 10 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「Reincarnation ~開京の秋~」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
 
「時をこえて・・・」2周年Anniversary企画といたしまして
現代版ヨンとウンスのお話をお届け致します。


「bonds of love~愛の絆」の続編
挙式後のヨンとウンスの
新婚生活のお話となります。


さて・・・どういう展開になることか・・・(;^_^A
お楽しいただければと思います。

by junjun
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チュンソクの運転で、マンボの店に到着したヨンは
駆け込むように店の中に入って行く。

マンボと師叔は、その姿に驚き
駆け寄ってきた。

「ヨン!!
どうしたんだい?
そんなに慌てて・・・?」

「とにかく、ここでは、
話ができないようなことのようだ。
奥の部屋に行きな。」

師叔に促され
ヨンは、店の奥の部屋へと向かう。

車を停め遅れて入ってきたチュンソクも
師叔の視線で、店の奥へと向かった。

「ほら、お茶だよ。
とりあえず、落ち着くんだ。」

マンボが、ヨンの前にお茶を差し出す。

『ああ・・・ありがとう・・・

師叔とマンボに・・・
頼みがある。』

ヨンは、お茶を一口口にすると
店に来た用件を告げる。

「わかってる。
店をほっておくわけにはいかないからね。

師叔を呼んでくるから。
少しの間待ってな。」

マンボは、何かを知っているのか
それ以上は何も聞かずに
師叔を呼びに行った。

マンボと入れ替わりに
チュンソクが、入ってくる。

「社長・・・
先ほど、会長から連絡があり・・・」

チュンソクがヨンに報告をしていると
その背中をドンとおされ、よろめいた。

「痛っ!」

チュンソクは、前によろめきながら
振り返ると、師叔とその後ろに
シウルとジホが立っていた。

「なんだ?
そんなところに立って・・・
危ないじゃないか?」

師叔は、チュンソクに声をかけながら
ヨンの前にある椅子に座る。

『チュンソク。

会長は、急ぎの用件か?』

ヨンは、師叔が前に座るのを見ながら
チュンソクに聞いた。

「いえ・・・

どうやら、奥様が会長に
アポを・・・

本日、ランチをご一緒することになったと・・・
話によっては、全て話す・・・

との事でした。」

チュンソクは、チェ会長からの
伝言をヨンに伝える。

『そうか・・・
やはり・・・直接聞きに行ったか・・・

わかった・・・
夜のスケジュールは、全てキャンセルしてくれ。』

ヨンは、否とも言えない口調で
チュンソクにスケジュール調整を頼んだ。

「あ・・・はい・・・
畏まりました・・・」

チュンソクは、ヨンの言葉を知っていたかのように
諦めた顔でスケジュール調整をするために
車へと戻って行った。

「それで・・・?
俺たちに、頼みってなんだ?」

ヨンとチュンソクの話が終わるのを待って
師叔が声をかけてきた。

『ああ・・・
頼みというのは・・・』

「メヒの事だろう・・・?」

『師叔?!
何故、それを・・・?』

「おいおい・・・
俺たちを誰だと思っている?

スリバンの末裔だぞ?
それくらいの情報網
今でも健在だ。」

師叔は、自慢げにヨンに告げる。

『そうか・・・
そうだったな・・・

それじゃ・・・
頼めるか?』

「ああ・・・
すでに、調べ始めている。

それに・・・
お前の叔母上からも
頼まれているからな・・・」

師叔は、チェ会長からも依頼を受けている事を
ヨンに教えた。

『叔母上もか・・・
考えることは、同じ・・・ということか・・・』

「そうだな・・・

チェ会長も
心配していた。

ウンスが傷つくことになることだけは
なんとしても避けたいとな・・・」

『そうか・・・
叔母上が、そんなことを・・・』

ヨンは、チェ会長が
ウンスを大切にしていることに
胸を熱くした。

「・・・で、話をもとに戻すぞ・・・

今、わかっていることは
外資が、韓国に入ろうとする動きがある。

いや、今までも入ってきてはいたが・・・

今までの比じゃない。
途轍もない大きな外資が
韓国の経済を乗っ取ろうとしている・・・

その先鋒に立っているのが・・・」

『まさか・・・
キ・ヤン・・・?』

師叔は、ヨンの口から出てきたその名前に
黙って頷いた。



















*今日のお話
大護軍の憂鬱 282
Reincarnation ~散りし雪の花~ 5
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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun