Reincarnation ~開京の秋~ 18 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


『ウンス!!』

ヨンが、勢いよく、扉を開くと
ウンスを中心に、ウォンソン、ユリ、
ミョンウォル、アイルが、和やかな雰囲気で座っている。

「あら?ヨン・・・

どうしたの?
そんなに慌てて・・・

あ、お役目は・・・」

ウンスが、ヨンの突然の帰宅に
驚き、次から次へと質問を投げかける。

『ウンス・・・!!』

ヨンは、ウンスの問いかけに答えず
ウンスをその腕の中に囲んだ。

「ヨ、ヨン・・・?」

ウンスは、首まで真っ赤にしながら
ヨンの腕の中で、動けずにいる。

『ご無事で・・・』

ヨンが、ウンスの耳元で囁く。

「ん・・・?
大丈夫よ。

ヨン・・・皆が見てるわ・・・
離して・・・」

ウンスは、柔らかな声で
ヨンに答えながら、ミョンウォルとアイルの
視線を気にした。

『あ、そうでした・・・

とにかく、何もなかったようですね・・・』

ヨンは、ミョンウォルに視線を送りながら確かめる。

ミョンウォルは、ヨンの視線に、
何も言わずに頷くが、その視線は
ウンスに見せていた優しい眼差しではなく
厳しい眼差しになっていた。

ヨンの腕の中から、解放されたウンスは
少し怒った顔でヨンに話しかける。

「ヨン。
こんな時間に、お屋敷に戻ってくるなんて・・・

お役目は?
また、チュンソクさんに丸投げしてきたの?」

『あ、いや・・・
市井の・・・見回りの途中に・・・
少し、様子を見に・・・

それに、今日、
この後は、非番です。』

ヨンは、ウンスが何も知らないと気付くと
その場をごまかす。

「え?そうなの?
でも・・・
市井の見回りの報告は・・・?
大丈夫なの?」

『それも・・・
大丈夫です。

皇宮に戻る迂達赤が、

報告してくれます故・・・』

ヨンは、少し視線を泳がせながら言うと、
ウンスの隣に座っていたウォンソンを抱き上げる。

「ちちさま。
おかえりなさいませ。」

『うむ・・・ウォンソン。
いい子にしていたか?』

「はい、ちちさま。」

ウォンソンが、元気な声で答えると
ヨンの顔にも笑みが浮かぶ。

「あらあら・・・

天下の上護軍も
愛息子の前だと、ただの親ばかね・・・ウフフ」

ウンスが、ヨンとウォンソンの様子をみて
揶揄うようにいうと、
部屋中、暖かな空気に包まれた。

『そういえば、ミョンウォル。
書斎の前でパソンが探していたぞ。』

ヨンは、ウォンソンを降ろすと
ミョンウォルに告げる。

「パソンさんが・・・?」

ミョンウォルは、ヨンの顔を見ながら聞く。
ヨンは、視線で、合図を送る。

「では、さっそく・・・

ウンス様。
後ほど、また参りますので・・・

ゆっくりと休んでいてください。」

ミョンウォルは、ヨンの合図を理解すると
部屋を静かに出ていった。

アイルもユリを抱き、ウォンソンの手をひき
子供部屋へと向かう。

部屋の中には、ヨンとウンスだけが残った。

ヨンは、寝台に腰かけ
ウンスの肩を抱き寄せる。

ウンスも、甘えるように、
ヨンに身体を預けた。






ハン・サンソン・・・
一体、何を企んでいる・・・

この方を利用しようとしているのか?
それとも・・・





ヨンは、安心したように

身体を預けているウンスの肩を
確りと抱き寄せた。
















にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun