双翼の恋~風の行方 14 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「Reincarnation ~過去の記憶~」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
 
Anniversary企画で
ご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第5弾、リュウ&クァンの恋のお相手は?
そんなお話をお届け致します。

どんなお話になるのか・・・
拙いお話ですが、お付き合いくだされば
とっても嬉しいです。

by junjun
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坤成殿。

王妃は、事の経緯を
チェ尚宮に話始めた。

「あれは・・・
先月のこと・・・

元のお母様から
文が届いたことを覚えていますか?」

王妃は、チェ尚宮に聞いた。

「はい、たしか王妃様の末の妹君の
縁談が決まりそうだと・・・

そのお祝いの品を
ご用意するようにと
仰せつかっており、
婚儀のお日にちに合わせて
お送りする手はずになっております。」

チェ尚宮は、王妃の問いかけに答える。

「そう・・・
その末の妹が・・・
縁談を嫌がり、元から高麗に・・・

そして、西京のイ氏が
お世話してくれていたのです。

イ氏は、元との繋がりも強く
妹を元に帰すべく、
力を尽くしてくれてたのですが・・・

いざ、元から迎えが来るとわかった途端
イ氏の屋敷を抜け出し・・・」

王妃は、一つため息をつく。
チェ尚宮は、王妃の為にお茶を淹れ
それを王妃の前に静かに置いた。

「・・・妹が、大護軍が迎えに来るなら
元からの迎えが来るまでの間
開京でおとなしくすると、イ氏を困らせていたのです。

堪りかねたイ氏から、文が届いて・・・

あの妹は、昔から
自分の想いのまま、周りを巻き込み・・・」

「それが、王妃様のお怒りの原因でございましたか・・・

それで、甥が西京に出向いたという事でございますね・・・」

チェ尚宮は、少しずつ真実が見えてきたと思った。

「しかし・・・

このようなことになるとは・・・
一体、どうすれば・・・」

王妃は、自分の妹が原因で
ウンスが傷ついたと知り、心を一段と痛めた。














一方、ウンスを探すヨンは・・・


リュウからの伝言を聞き
ウンスの無事を確信する。

そして、伝言通りに、
開京のはずれにある丘へと向かった。

丘の上には、リュウが赤月隊の衣を纏い
静かに一人で立っていた。

『リュウ・・・
どうして、その衣を・・・?』

ヨンは、月明りに照らされたリュウの姿に
驚き、言葉を飲み込んだ。


「ヨン・・・

俺は・・・奥方を恋い慕っている。
お前が、西京で側室を娶るとは・・・な・・・

俺は、お前が奥方を一筋に
愛で、大切に守っていくと
奥方と二人、共に生きていくと
そう信じていた故

奥方への想いを封印し・・・
影に生きようと、心に決めたのだ・・・

だが・・・お前は・・・
お前を・・・
お前だけを恋い慕っている奥方の心を
踏みにじり・・・

西京で、側室を娶った・・・

何故だ?
奥方のどこが足りない?

お前の返答しだいでは
俺は・・・

奥方と共に天門を潜る。」


リュウは、丘を登ってきたヨンに
はっきりと告げた。

『リュウ。
誤解だ。

俺は、側室など娶ってはいない。

あの女人は、王様と王妃様から
頼まれ、数日お預かりしているだけだ。

俺の妻は、ただ一人だ。
ウンス以外、俺は娶ったりはしない。』

ヨンは、リュウの目を真っ直ぐに見て
力強く言う。

「だが・・・

お前の言葉が足りない故
奥方の心は、ズタズタに斬り裂かれたんだ。

俺は・・・
奥方の想いに甘えているお前が許せない。

ヨン!
剣を抜け!!

俺と勝負しろ!!」

リュウは、剣をヨンに向けながら一歩前に出る。

『リュウ・・・
俺は、お前と剣を交えるつもりはない・・・

あの方の心を傷つけたことは
確かだろう・・・

俺は、この先あの方の傷ついた心を癒していく。
その為には、お前と剣を交える訳にはいかぬのだ。』

「ヨン!
剣を抜け!!」

リュウは、ヨンのウンスへの想いが
本物なのだとわかっていながら
剣を交えるしかなかった。

ヨンは、鬼剣を鞘から抜かず
リュウの攻撃から防御に徹し続ける。

「ヨン!

何故、剣を抜かない?
俺をなめているのか?!」

『そのようなこと・・・

ただ・・・
お前と俺が剣を交えたと知れば
あの方が悲しむ・・・

これ以上、あの方を悲しませるようなことはしたくないだけだ。』

「そのような戯言・・・!!」

リュウが、大きく振りかぶり
ヨンに斬りかかった。




















*今日のお話

大護軍の憂鬱 241

Reincarnation ~過去の記憶 22~
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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun