Reincarnation ~過去の記憶 3~ | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

「え・・・っと・・・
貴女は・・・?」

ウンスは、横に座ったミョンウォルに聞いた。

「私は、ミョンウォルと申します。
奥様と同じ、医員でございます。

少し、脈を診させてください。」

ミョンウォルは、ウンスに名前を教えると
脈を診始めた。

「・・・落ち着いていらっしゃいますね・・・
ただ・・・少々お疲れのご様子・・・

きょうは、ごゆるりとお休みになってください。
後ほど、お疲れが取れる薬湯をお持ちします。」

ミョンウォルは、ウンスに告げると
馬車から降りていった。

ミョンウォルが馬車から降りると
テマンが、馬車の前からヨンに声をかけようとする。

「テマンさん。
今は、上護軍様を、大護軍様とお呼びください。」

すれ違う時に、ミョンウォルが早口でテマンに告げた。

「え?
あ、ああ・・・」

テマンは、何がなんだかわからないままに頷くと
馬車の中のヨンに声をかける。

「テ、大護軍・・・?
お部屋の準備が出来ました・・・」

テマンの声に、ヨンは
馬車の中から姿を現す。

『テマン・・・
あの方の部屋には
ウォンソンとユリを近づけるな・・・』

「え?
何故・・・です?」

ヨンの声の緊張が
ただごとではないことを示している。

テマンは、理由もわからないまま
ウォンソンとユリを
チェ尚宮の元へと連れて行くことにした。

『ウンス・・・

部屋の準備ができたようです。
俺が、抱いていきます故
安心してください・・・』

ヨンは、複雑な思いを
胸に秘め、ウンスを抱きあげると
宿の中へと入って行った。









宿の部屋。

ヨンは、ウンスを寝台に座らせると
その前に跪き、手を握る。

『ウンス・・・

身体の具合は・・・?
どこか痛みや、気分が悪いとかは・・・』

ヨンが心配そうに、ウンスの顔を見る。
ウンスは、ヨンの視線に
不思議そうな顔をする。

「ん・・・

少し、胃のあたりが・・・

吾子を亡くしたのに・・・
まだ・・・」

ウンスの瞳に涙が溢れる。

『ウンス・・・』

ヨンは、何も言えず、ウンスの涙をそっと拭う。
ウンスの涙が落ち着いた頃、
扉の向こうから声がした。

「旦那様。
奥様。

薬湯をお持ちいたしました。」

ミョンウォルが、薬湯を煎じ
扉の前から声をかける。

『こちらに・・・』

ヨンは、扉の前にミョンウォルに答える。

ミョンウォルは、静かに扉を開けると
ウンスの前に、薬湯を差し出した。

「お疲れが取れる薬湯でございます。
どうぞ、お飲みください。」

ウンスは、苦そうな薬湯を
鼻をつまんで一気に飲みほした。

「んん~~
やっぱり、にがぁ~い・・・」

「フフフ、良薬口に苦し・・・でございます。
お口なおしに、こちらをお召し上がりください。」

ミョンウォルは、焦げ茶色した
円い菓子のようなものをウンスに手渡した。




















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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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万が一そのようなコメントをいただきましても
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by junjun