Reincarnation ~芽生え 30~ | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


ヨンは、ミョンウォルの言葉に
一縷の望みをつなぐ。

『ウンス・・・』

ウンスの髪を撫でながら
そっと愛しい名前を囁く。

その時、横たわるウンスの瞼が
微かに動いた。

『ウンス?!

俺の声が聞えますか?
目を・・・
俺の声が聞えるのなら
目を開けるのです!!』

ヨンは、微かなウンスの変化を
見逃さず、声をかけた。

「ん・・・ヨ・・・ン・・・」

ウンスの口から
ヨンの名を呼ぶ、小さな声が漏れる。

『そうです!
俺の名前を呼んで・・・

目を覚ますのです!!』

ヨンが、必死でウンスを目覚めさせようとしているとき
ウォンソンとユリの様子を確かめた
チェ尚宮が部屋の中に入ってきた。

「ミョンウォル?!

ウンスは?
ヨンは、何をしている?」

「チェ尚宮様・・・
ウンス様の意識が戻りそうなのです。

万が一、このまま意識が戻らねば・・・

それ故、上護軍様も必死に
ウンス様にお声をおかけになっておいでなのです・・・」

ミョンウォルは、ウンスに施す鍼の準備をしながら
チェ尚宮に説明した。

「ミョンウォル・・・
それは・・・

ウンスも、腹の子も
危ないという事か・・・?」

チェ尚宮が、力のない声で聞いた。

『叔母上!!
そのようなこと、あるわけがない!!

必ず、この方も、腹の子も助かる!!

フォンが・・・
ファンが、この方をこれ以上悲しませるはずがない・・・』

ヨンは、チェ尚宮に背を向けながら
怒りにも似た声で言った。

「上護軍様・・・

これより、気付けの鍼を施します。
少し・・・
ほんの少し、その鍼に雷攻を・・・」

ミョンウォルは、ヨンに雷攻を
使うよう言った。

『ああ・・・
それは、構わぬが・・・

雷攻を使って、腹の子に障りはないのか?』

「はい・・・
微かな雷攻でございましたら・・・

このまま、ウンス様の意識が戻らない方が
危険でございます。」

ミョンウォルは、冷静かつ慎重に
ウンスに鍼を施す。

そして、ヨンに雷攻を流す鍼を指し示す。

『わかった・・・

ミョンウォル・・・
お前を信じよう・・・』

ヨンは、右手に雷光を
纏うと、ゆっくりとウンスに施された鍼の上に翳した。

















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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun