missing ~解かれし天門の謎 9~   | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「Reincarnation ~芽生え~」
限定記事「大護軍の憂鬱」を
お読みいただきありがとうございます。

先日、以前お世話になっていたグルっぽで
綴らせていただいたショートストーリー。

何人かの読み手様より
続きが読みたいとリクエストをいただきました。

どこまで、お届け出来るか
全くわからないのですが・・・(;^_^A

色々な妄想が入り乱れて・・・
お話の収拾がつくのか・・・
とっても不安です・・・(-"-;A ...アセアセ

期待を裏切るかもしれませんが・・・(x_x;)シュン
お読みいただければ、嬉しいです。

by junjun
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ヨンは、ウンスを椅子に座らせると
その隣に座った。

そして、開京からとどいた文を
ウンスの前に広げた。

『この文は、叔母上からのようですね。

それから・・・
こちらは・・・
マンボ兄妹からのようです。』

ヨンは、はじめに、チェ尚宮から届いた文を読み始める。
チェ尚宮の筆は、達筆なうえに、
難しい漢字が多く、ウンスに読むことは出来なかった。

「ヨン・・・
叔母様からの文は
なんて書いてあるの・・・?」

『あ、はい・・・

チェ家の族譜について書いてあります。
そうですね・・・

確かに、一時期、国境守備の任についた
先祖がいたそうです。

そして・・・
内攻が使えた者がいたかどうかは
わからないと・・・』

「そう・・・

でも、ヨンのご先祖様が
国境付近にいたなんて・・・」

ウンスは、チェ尚宮からの文の文字を
ジッと見つめながら呟いた。

ヨンは、次にマンボ兄妹からの文を
手にとると、それを読み始めた。

『内攻については・・・
マンボ・・・いや・・・
師叔の方がよく知っていたようです・・・

ここ・・・
読めますか?』

ヨンは、チェ尚宮からの文を
ジッと見つめている、ウンスの前に
マンボ兄妹からの文をひろげ、指さした。

「ん・・・と・・・

赤月隊・・・の記録・・・
鉄原・・・チェ家・・・
雷攻・・・有り・・・

・・・って・・・
ヨン・・・」

ウンスは、わかる文字を声に出して読み上げると
大きな瞳を一段と大きくして、ヨンを見た。

『そうです・・・
いたようです・・・

ウンスも知っての通り、
赤月隊は、内攻を扱えるものが
集まり出来た隊です。

ですから、高麗で内攻が使える者たちの
記録があるのでは?と・・・

どうやら、チェ家の先祖に
内攻を使える者がいたようです。』

ヨンも感慨深げにその文を見ている。

「内攻・・・雷攻が使えたご先祖様って・・・
誰だか、書いてある?」

ウンスは、ヨンにマンボ兄妹からの文の
続きをせがんだ。

『はい・・・
書いてあります・・・

その者は・・・』

ヨンは、マンボ兄妹からの文を
ウンスに読んで聞かせた。


















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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun