missing ~恋情 6~   | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「愛しき日々~生きてこそ」
限定記事「大護軍の憂鬱」を
お読みいただきありがとうございます。

先日、以前お世話になっていたグルっぽで
綴らせていただいたショートストーリー。

何人かの読み手様より
続きが読みたいとリクエストをいただきました。

どこまで、お届け出来るか
全くわからないのですが・・・(;^_^A

色々な妄想が入り乱れて・・・
お話の収拾がつくのか・・・
とっても不安です・・・(-"-;A ...アセアセ

期待を裏切るかもしれませんが・・・(x_x;)シュン
お読みいただければ、嬉しいです。

by junjun
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扉の閂をかけると
ヨンは、ゆっくりとウンスに近づいていく。

ウンスは、ヨンの瞳に
熱い恋情と、嫉妬の炎をみた。

「ヨ・・・ン?」

ウンスの声に、ヨンがピクリと眉を動かす。
だが、ヨンは何も言わず、

ただ、ウンスを見つめながら近づいてくる。

「え・・・っと・・・?
もしかして・・・
怒ってる・・・?」

ウンスは、ヨンの熱い眼差しに
堪えきれず、ヨンに話しかけ続ける。

『怒ってなど・・・
ただ・・・』

「ただ・・・?」

ヨンからかえってきた言葉に
ウンスが小首を傾げながら繰り返す。

その愛おしい姿に
ヨンの箍が外れた。

ヨンは、ウンスのもとへ、歩みを早めると
抱きあげ、寝台へと抱いていく。

「きゃっ!
ヨ、ヨン?
何するの?」

『貴女が、俺の前から姿を消してから・・・
どれ程経っていると・・・?』

「あ・・・ん・・・
10日以上・・・?」

『・・・間もなく1か月です。
その間、貴女の無事を祈り・・・
貴女を探し続け・・・

漸く、逢えたというのに・・・
あのような男がすぐ傍に・・・

ウンス・・・
貴女は、俺だけのものだ!』

ヨンは、少し手荒にウンスを寝台に横たわらせると
その上に覆いかぶさった。

「ヨン!
ちょ、ちょっと待って・・・」

ウンスは、突然のことに戸惑いヨンを止めようとする。

『待てません。

俺が、貴女なしでは生きていけないよう、
ウンス、貴女も俺なしでは生きていけないように
貴女の中に、俺を刻みつけます・・・』

ヨンは、ウンスに口づけながら
ウンスの衣の紐をほどいていく。

重ね合わす唇に、離れていた日々の
ヨンの苦悩が痛いくらいに伝わってくる。
ウンスは、ゆっくりとその腕を
ヨンの首に回した。

「ヨン・・・
ヨン・・・

ごめんなさい・・・

私は、ヨンだけのものよ・・・

ヨン・・・愛してる・・・」

いつしか、全ての衣を脱がされ、
生まれたままの姿になっているウンスを
ヨンは、熱い眼差しで見下ろしていた。

『ウンス・・・』

ヨンは、身に纏う衣を拭捨てると
込み上げる恋情のまま
ウンスの肌と肌を合わせた・・・














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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。


by junju