missing ~100年前からの来訪 5~ | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「愛しき日々~生きてこそ」
限定記事「大護軍の憂鬱」を
お読みいただきありがとうございます。

先日、以前お世話になっていたグルっぽで
綴らせていただいたショートストーリー。

何人かの読み手様より
続きが読みたいとリクエストをいただきました。

どこまで、お届け出来るか
全くわからないのですが・・・(;^_^A

何故ウンスは消えたのか・・・
そして、ヨンはどうするのか・・・
ウンスは、帰ってくるのか・・・

色々な妄想を、お話にしていきます。

期待を裏切るかもしれませんが・・・(x_x;)シュン
お読みいただければ、嬉しいです。

by junjun
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「それを、描いたのは私だよ、ウンス・・・」




屏風に描かれた山水画に見入っていると
ウンスの背後から懐かしい声が聞えてきた。

「え?
まさか・・・・

・・・先生・・・?」

ウンスは、ゆっくりと声のする方向へと振り返る。
そして、振り返った先には、
高麗の衣を纏ってはいたが、
紛れもなく100年前の高麗で
ウンスが、医術や薬草の知識を
教わった恩師が、懐かしそうにウンスを見ていた。

「ウンス・・・
元気そうだ・・・

彼に会えたようだね・・・」

「先生・・・
どうして・・・

ここに・・・?」

ウンスは、驚きのあまり声が上手く出せない。
それでも、精一杯の思いで声を紡いだ。

「どうして・・・って・・・?

それよりも
私からの贈り物は、
ウンスに届いたのかな?」

「あ、はい・・・

でも・・・」

ウンスは、まだ、上手く言葉を紡ぎ出すことができない。

「ウンス様。
とにかく、お座りに・・・

先生も・・・

積もる話もあるでしょう。」

カン・ソンモは、立ち尽くすウンスと
山水画を描いた男に声をかけた。

カン・ソンモの声に、
我を取り戻したウンスは、
ゆっくりと用意された椅子に座る。

その眼の前に、山水画を描いた男が座ると
カン・ソンモは、使用人にお茶を用意させた。

「さて・・・
どこから、お話しましょうか・・・

まず、私は、こちらの先生に頼まれ、
ウンス様に贈り物をお届け致しました。

ただそれだけです。

そして、こちらの先生との出会いは・・・
先日、元との国境近くにすむ妹の息子の
婚儀に出席した時です。

丘の上にある大木まで、散歩をしていた時
フラフラとよろけながら現れ、私の目の前で倒れられ・・・

放っておくわけにもいかず、
妹の屋敷まで連れ帰ったのが出逢いです。」

カン・ソンモが、男との出会いを
ウンスに話して聞かせた。

「そう・・・なんですか・・・」

ウンスは、揺れる心を見透かされないよう
必死で平静を装う。

「3日3晩、高熱に魘され、
譫言で、貴女様のお名前を何度も何度も・・・

ただ、その時は、貴女様ではなく
他の同じ名前の女人のことと思っておりましたが・・・」

「ソンモ殿・・・
その話は、それくらいで・・・」

男は、カン・ソンモの話を照れくさそうに止めた。

「これは、これは・・・
失礼いたしました。

意識を取り戻され、事情をお伺いしたときには
本当に驚きました。

噂でしか聞いた事がない天門を潜ったと・・・
それも・・・かつて皇宮の典医寺にいた医仙を追って・・・

私たちは、医仙は天界にお帰りになったと聞いていました。
いや、本当にお帰りになったとは
思ってはいませんでしたが・・・」

カン・ソンモは、感慨深げに話し続ける。

「カン・ソンモ様・・・
そのことは・・・」

「わかっております。

医仙は、この高麗にはいらっしゃらない・・・
天界にお帰りになったと・・・

ご安心ください・・・
誰にも、このことは申しません。
また、このことを何かの謀に使おうなどと
微塵も考えてはおりません。

ただ・・・」

「ただ・・・?
如何しました・・・?」

カン・ソンモの表情が曇ったことに気付いたウンスが
その理由を聞いた。

「先生を、元の時にお帰りいただく方法が見つからないのです。」

「それは・・・
天門が・・・いつ開くかわからない・・・
という事・・・ですか?」

ウンスは、言葉を選ぶようにゆっくりとした口調で聞いた。














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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun