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本編「愛しき日々~天駈ける狼」
限定記事「大護軍の憂鬱」
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「花水木の樹の下で~秘められし想い」は
お休みをいただきまして、
父の日に因んだお話、
「チェ家のさぷらいず~父と息子~」を
お届け致します。
ヨンと、ウォンソンの親子対決?親子談義?
どのようなお話になるかは・・・(;^_^A
お読みいただければ嬉しいです_(._.)_
by junjun
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迂達赤入隊試験も
残すは、口頭試問のみとなった。
受験生の数は、10数人となっていた。
「これより、口頭試問を行う。
名前を呼ばれたものから
試験官より試問を行う。
迂達赤入隊試験の最終試験だ。
心残りのないよう、全力で取り組んでくれ。」
トクマンの口頭試問の説明のあと、
最終試験まで残った中から、最初の受験生の名前が呼ばれた。
「ソン・チャンス!」
「は、はい!」
ソン・チャンスは、緊張した面持ちで
試験会場へと入って行った。
しかし、入って間もなく、ソン・チャンスが
顔面蒼白になり出てくる。
受験生たちは、一体中で何が行われているのか
不安な様子で騒めき始めた。
「静かに!
続いて、イ・テスル!」
「あ、は、はい・・・」
イ・テスルは、ソン・チャンスの様子をみて
震えながら立ち上がり、会場へと入って行った。
ガタガタッ!
バターン!!
イ・テスルが会場に入って間もなく
大きな音が響き渡る。
受験生の視線が、一気に会場の扉へ集中した。
その瞬間、脚をもつれさせながら
イ・テスルが会場から駆け出してきた。
会場の扉が、開いたままとなり、
その中の光景をウォンソンだけが見ることが出来た。
一体、何が起きているんだろう・・・?
ウォンソンは、開いた扉の間から
会場の中を盗み見た
会場の中には、
上護軍である父チェ・ヨン
そして、迂達赤隊長のぺ・チュンソク
禁軍隊長のアン・ジェが並んで座っている。
確かに3人が並んでいるだけで
威圧感は半端ないものだろう。
しかし、それ以外に何が受験生を
そこまで震え上がらせるのか・・・
ウォンソンには、皆目見当がつかなかった。
「・・・続いて・・・
チェ・ウォンソン!」
ウォンソンの名前が、トクマンの口から告げられた。
ウォンソンは、スッと立ちあがると
顎をひき、背筋をただした。
そして、力強く返事をすると
堂々と試験会場の中へと入っていく。
「チェ・ウォンソンと申します。
よろしくお願いします。」
試験官3人の前に立つと
ウォンソンは、名前を名乗り一礼をする。
ヨンは、ウォンソンが会場に入ってきた瞬間
腕を組み、目を閉じた。
チュンソクが、ヨンに何か耳打ちをすると
一度頷くと、そのまま動かなかった。
ウォンソンは、何を聞かれるのかわからない
恐怖と不安に包まれながらも、
3人から視線をはずさずに立っていた。
その瞬間、ウォンソンの周りに
クムが飛んできた。
ウォンソンは、それを、寸前で躱した。
「これは・・・どういう事でしょうか?」
ウォンソンは、躱したクムを拾いながら
試験官の3人に質問した。
「チェ・ウォンソン。
迂達赤は、王様の盾となる軍。
いついかなるときも、危険と背中合わせである。
そして、瞬時に状況を把握し、
判断が必要となる。
その覚悟はあるか?」
迂達赤隊長のチュンソクが、ウォンソンに
その覚悟を確かめた。
「はい。
覚悟は出来ております。
私は、ある方の背中をみて育ちました。
その方は、いついかなる時も
王様と高麗を護る為
(強いては、母上をお護りするため・・・)
常日頃から、鍛錬をおこたることはありませんでした。
己に厳しく・・・
ですが、とても懐の大きな方です。
私は、その方のように
王様と高麗を
(強いては、母上と私の愛しい女人を)
お護り出来るようになりたいと思います。」
ウォンソンは、腕を組み目を閉じたまま動かない
ヨンの姿を瞳の端に捉えながら告げた。

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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by junjun