愛しき日々~天駈ける狼  12 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

部屋に戻ると、ウンスがウォンソンとユリを抱き抱え
不安な表情を浮かべている。

ヨンは、そっとウンスとウォンソン、ユリを
抱き抱える様に、その腕の中に囲んだ。

『大丈夫です。

必ず、護ります・・・』

「ヨン・・・」

ウンスは、ヨンの胸に身体を預けるようにして
その温もりを確かめた。
ヨンの温もりは、ウンスの不安な思いを
和らげていく。

「ヨン・・・

あの内官の衣を纏った男の人が言っていた
あの言葉・・・

どういう意味かしら・・・?」

『あの言葉・・・ですか・・・?

俺にも、まだよくはわかりません。
ただ・・・』

ヨンは、その次の言葉を告げるべきかどうか躊躇した。




不安をいだいているこの方に

伝えても良いのか・・・?


一段と不安に

思われるだけではないのか・・・?



黙り込んだヨンに、ウンスが声をかける。


「ヨン?
どうしたの?

なにか、知ってるの?
知っているのなら、教えて・・・」

『ウンス・・・』

ウンスは、不安と強い意志が混ざったような瞳で
ヨンの顔を覗き込んだ。

『先ほどの侵入者がいうには・・・

その者たちの宿願を果たすためには、
貴女と俺の血が必要だと・・・

とくに、貴女の血が・・・』

「え?
血?

宿願を果たすのに?
なに?それ?」

ウンスは、見当もつかない話に、大きな瞳を一段と大きくした。

『それ故・・・

まずは、貴女を攫おうと・・・

しかし、貴女を攫う事は、容易ではありません。

奴らは、次の手段として・・・

貴女と俺の血を引く子供たちに・・・
狙いを定めたようです・・・』

「子供たちを・・・!!」

ウンスは、ウォンソンとユリを、無意識のうちに抱きしめていた。

「ははさま・・・いたい・・・です・・・」

ウォンソンの言葉に、ウンスはハッと気づき、
力を弱めた。
そして、ウォンソンの顔をみつめった。

「どうして・・・?
どうして、この子たちを狙うの・・・?

宿願って、一体何なの?」

ウンスは、今にも零れ落ちそうになる涙を必死で堪えている。

『ウンス・・・

奴らの陰謀は、俺が必ず阻止します。
暫くの間、医院にも、屋敷にも
警護を増やします。

約束します。
決して、貴女や子供たちに手を出させはしないと・・・』

ヨンは、ウォンソンとユリを抱き抱えるウンスを
もう一度、腕の中に囲った。

















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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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その際は、スルーをお願いします。

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万が一そのようなコメントをいただきましても
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心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
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by junjun