bonds of love~愛の絆 173 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


ヨンとウンスは、奉恩寺近くの
駐車場に車を停めた。

外は、大晦日。
新年を迎える為、人々は
足早に家路を急いでいる。

その人混みの中、
黒い車が1台。

ヨンとウンスが待機している駐車場に
入ってきた。

駐車場の周りは、
レッドムーンが、人混みにまぎれて
警戒に当たっている。

それでも、ウンスは緊張のあまり
手に汗を握っていた。

『ウンス。
大丈夫だ。

なにもかも、上手くいくよ。
俺を信じて・・・。
俺との愛の絆を信じるんだ。

俺たちは、どんなことがあっても
必ずめぐり逢い、結ばれてきた。

これからもそうだ。
こうして、めぐり逢い、
惹かれあい・・・

これからも、一緒に生きていくんだ。

その為に、
今日という日を、二人力を合わせて
乗り越えてみせよう。』

「ヨン・・・」

ウンスは、ヨンの力強い言葉に
安心したかのように、
静かに頷いた。

『ウンス・・・
愛してる。

いつまでも・・・』

ヨンは、甘い言葉をウンスに囁くと
唇を重ね合わせた。










奉恩寺近くの駐車場に
トクとソン・ユを乗せた車が
滑り込んでくる。

車を確認したレッドムーンが
七殺に合図を送った。

七殺の一人が、
ウンスのワンピースにコート
ブーツを身に纏い、
亜麻色のロングヘアのウィッグで
ウンスの姿に変装していた。

七殺の男は、待機していた場所で
一度、ソウルの空を見上げる。

そして、決意を新たに
真っ直ぐに石仏の足元へと歩き始めた。










大晦日の夕暮。
参拝客の途切れる時刻。

石仏の周りに、一陣の風が吹く。

今・・・
運命の時。
天門が開く時が近づいてきた・・・












*本日は、ゆっくりPCを開くことが出来ず、
お話のお届け時間がズレてしまいました。
体調が悪いわけではありません(;^_^A
少しばかり、忙しいだけなので、
心配なさらないでくださいね<m(__)m>

いよいよbonds of love~愛の絆も
クライマックスを迎えます。
happy endを迎えられますように・・・☆彡 *.:*:.。.: (人 *) 
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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。
by junjun