お疲れ様です。

本日簿記1級試験を受験して来ました。ざっと感想を書いてみます。


まず商業簿記ですが、問題の感じとしては10年前の税理士簿記論を簡単にしたものを受けてるような感じでした。もしくは本試験の傾向に対応していないとしかいえない予備校の公開模試のような感じでしょうか。
形式としては貸借対照表を作る基本的な問題です。ただ、つまらないミスを多くやってしまい点数としてはあまり高得点は望めそうにありません。

しかし、消えたはずの社債発行差金が出てきたのにはビックリしました。


次に会計学、こちらはわりとオーソドックスな問題でしょうか。
出るに違いないと踏んでいた、株主資本等変動計算書と事業分離の問題が出題されました。

次は工業簿記、標準原価計算の問題だったのですが、これは過去問で同じ傾向の問題が2第出題されています。

最後に原価計算。。。こいつには本当にやられました。
標準原価計算と直接原価計算の問題だったのですが、非常にクセのある問題でした。予備校で採点しましたが、TACだと9点、LECだと10点で正直かなり厳しいです。まさか足きりされる可能性がここまで高くなるとは。

しかし、受験された方しかわからないと思いますが、固定販管費は指示不足のように思えてなりません。


で、全体的な点数なんですが予備校採点だとどこの予備校でも70+αくらいな感じです。
ただ、原価計算、、、。こいつがいるのでまったくもって油断はできません。


来年の受験が無い事をただただ祈るばかりです。


本日受験された方は大変お疲れ様でした。