佳奈さんが亡くなって…


自分はしばらく愛知を離れたくなくて…


佳奈さんの実家である、おばあちゃんの家で居ました…


自分は…

早くにおばあちゃんを亡くしていたので…


おばあちゃんとどうしたらいいのか分からなかったし…
佳奈さんを亡くして…


「生きる…」と決めただけで…

毎日何をする事もなく過ごしていました…


おばあちゃんは…


そんな自分に何も言わず…

ただご飯だけ作ってくれてました…


食欲がない自分はほとんど手をつけず…


「ごちそうさまでした…」

自分に与えられた部屋に戻りました…


何日かしたある日…


毎日ほとんど寝てなかったんですが…

少しうとうととしてる時…

部屋のドアが少し開きました…


自分はそのまま寝たふりしてると…


ドアが閉まりました…


またうとうとして…

たぶん1時間位した頃だと思いますが…


またドアが開きました…


また寝たふりしてると…

ドアが閉まりました…


何度かそんな事があり…



朝方…


またドアが開き…


今度は部屋に入ってくる気配がしたので…


そのまま寝たふりしてたら…


自分の乱れた布団を直してくれて…


自分は…

目を閉じてました…


しばらくしてると…


おばあちゃんが…



自分の頭を撫でて…


小さな声で…


「死なないでね…しょぼん


そう言いながら泣いています…しょぼんしょぼん



おばあちゃんは…

自分の事が心配で…

何度も何度も夜中に自分を、見に来てたみたいです…しょぼん


おばあちゃんの温かい手の温もりを感じて…


自分は必死にそのまま寝たふりを続け…


おばあちゃんが部屋から出て行った後…


泣きました…しょぼんしょぼんしょぼん


自分以上に悲しかったはずの…

おばあちゃんが…


自分の事を心配してくれてる…しょぼんしょぼん


おばあちゃんは寝ないで…

自分の部屋に何度も来てくれてたんです…しょぼんしょぼん


「おばあちゃん…


ありがとう…しょぼんしょぼんしょぼん