「お兄さん…?」



「じゅん君…


じゅん君…




佳奈が…



佳奈が事故にあって…


病院に運ばれたんだ…しょぼんしょぼん



「えっ…」



頭が真っ白になりました…


事故…?


佳奈さんが…?



だって…


さっき…

「じゅん君…行ってきますドキドキ


って…


元気だったよ…しょぼんしょぼん


どうして…?



お兄さんは…


「家に帰る道で…


居眠り運転の自動車にはねられたんだ…しょぼんしょぼんしょぼん



「自動車…?


はねられた…?」



ねぇ…


嘘だよね…


こんな話聞きたくないよ…しょぼんしょぼんしょぼん



「危険な状態らしい…しょぼんしょぼんしょぼん



身体が震えて来て…



慌てて母親が電話を取り…

お兄さんから病院の場所なんかを聞いてます…



嘘だよね…


嘘だよね…しょぼんしょぼんしょぼん




「佳奈さんが死んじゃうよ……しょぼんしょぼんしょぼん


イヤだーしょぼんしょぼんしょぼん


佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん


イヤだよ…しょぼんしょぼんしょぼん


死んじゃイヤだよ…しょぼんしょぼんしょぼん


あっーーしょぼんしょぼんしょぼん



その場で叫んでました…しょぼんしょぼん


「さっきまで元気だったよ…しょぼんしょぼん


『じゅん君…行ってらっしゃいドキドキ


そう自分に言ってくれたんだよ…しょぼんしょぼんしょぼん



「佳奈さん………しょぼんしょぼんしょぼん


佳奈さん………しょぼんしょぼん



母親が…


自分の顔を叩きました…



「しっかりしなさい…


男でしょ…しょぼんしょぼんしょぼん


泣いてるだけではどうにもならないの…しょぼんしょぼん


佳奈さんの所に行くんでしょ…しょぼんしょぼんしょぼん



母親も…


泣きながら…


自分を何度も叩きます…しょぼん


「佳奈さんの所に行く…しょぼん

佳奈さんに会いに行く…しょぼんしょぼんしょぼん



母親と自分が愛知に行く事になり…


父親も泣きながら…


駅まで車を出す準備をしています…しょぼんしょぼん



弟は…


弟は…


「僕も佳奈さんに会いに行くから…しょぼんしょぼん


佳奈さんの所に行く…しょぼんしょぼんしょぼん



泣きながら母親に頼んでいます…


母親は…


「あまりみんなで押しかけるのはいけないから…


後でお父さんと来なさい…」



だけど…

弟は…


「イヤだよーーーしょぼんしょぼんしょぼん

ここにいても…


佳奈さんに会えないよ…しょぼんしょぼん


佳奈さんに会いたいよ…しょぼんしょぼんしょぼん


会いたいよ…しょぼんしょぼんしょぼん



母親と自分が車に乗るまで…

泣き叫んでいました…しょぼんしょぼん


自分は…


ただ茫然として…


どうやって車に乗ったか覚えてません…しょぼんしょぼんしょぼん



ねぇ…


佳奈さん…しょぼんしょぼんしょぼん


大丈夫だよね…しょぼんしょぼんしょぼん


また…


笑ってくれるよね…しょぼんしょぼんしょぼん


「じゅん君ドキドキ


って呼んでくれるよね…しょぼんしょぼんしょぼん



佳奈さんが死ぬなんてないよね…しょぼんしょぼんしょぼん



神様…


佳奈さんを助けて下さい…しょぼんしょぼんしょぼん



お願いします…しょぼんしょぼんしょぼん