二人は抱き合ったまましばらくいました…


「時間が止まればいいのにね…しょぼん



「そうだよね…しょぼん


佳奈さんといるといつも時間が短くなるよ…しょぼん



「同じ時を刻んでるはずなのに…


どうしてこんなに短いの…しょぼんしょぼん



「佳奈さん…


自分も来年…


愛知の大学に受験しようかな…


佳奈さんみたいに医大には行けなくても…


これ以上離れていたくないよ…しょぼんしょぼん



「本当!?


じゅん君はK大か地元の国立大学に行くんじゃないの…ショック!



「それは何も夢もなかったし…


ただ大学に入らないといけないなら…


ってだけなんだ…ショック!



「お母様やお父様は大丈夫なの…?」



「自分の受験に父親や母親は…

関係ないよ…



いや…

関係ない事もないけど…


今は佳奈さんの側で…

自分の夢を見つけてみたいんだ…ニコニコ



「本当にそうなれば嬉しいな…しょぼん

私も…

これ以上離れていたくないよ…しょぼん


たった…

一ヶ月離れただけでこんなに苦しいんだから…しょぼんしょぼん


「うん…しょぼん


遠距離でも二人なら大丈夫だと思う…


だけど…


側にいるから出来る事もあると思うんだ…ショック!



「ありがとう…しょぼんしょぼん



「それにね…


まだ分からないけど…


大学に行って…


経済の勉強も少ししてみたくなったんだ…ニコニコ



「夢…


出来たの…?」



「まだ夢ってまでは言えないけど…



佳奈さんのお父さんの仕事を手伝ってみたくなったんだ…ニコニコ



「えっ!?!?


お父さんの仕事…?」



「うん…ニコニコ


佳奈さんのお父さん…


昨日…


淋しそうだったから…ショック!


しょぼんしょぼんしょぼん


じゅん君…


どうしてお父さんの気持ちまで分かるの…しょぼん


昨日…あんなにお酒飲んで…

ニコニコしてるお父さん見て…


私…


ごめんなさい…しょぼん

って思ってたの…しょぼんしょぼん



「うん…」



「お兄ちゃんも獣医になる為に愛知に行って…

私までが…


お父さんは…


本当は私達に会社を手伝って欲しいんだろうなって…ショック!



「そうかも知れないね…ショック!



「じゅん君…


お父さん…


本当に喜ぶよ…しょぼんしょぼん


じゅん君の気持ち聞いたら絶対に泣くよ…しょぼんしょぼんしょぼん



お父さん…


ずっとあなたの息子でいたかったです…しょぼん