突然彼が頭から離れなくなったことに
めちゃくちゃ抵抗していた私が
自然に忘れていく作戦の為に
一旦、抵抗するのをやめて
頭の中に彼がいることを許した結果
どうなったかというと
めっちゃ恋する乙女モードに突入していた
頭の中にいる彼を想うと
頭のてっぺんから胸にかけて
キュイーンという感覚が走る
きっとあの瞬間に何かしらの
ホルモンが出ていて
恋は人を綺麗にするんだと思う・・・
で、そんな状態で
彼の美容院に行くとどうなるか・・・
とにかく緊張する・・・・
美容院について受付の人にソファーで待つように言われて
彼が迎えに来るまでレジ横のソファー席で待つ間も
ド、ドキドキする・・・。
レジ横のソファーからは美容院の店内が
見渡せるようになっているのだけど
『彼がお店の中のどこにいるのか、気になる・・・
でも見たら、凄い見てる人みたいになる?!
・・・気になるけど気にしてないフリで携帯見よう・・・』
なんて、他のスタッフさんからしたら
見てる見てないなんて気づかないし
どうでもいいことも、好きバレしないか気になって挙動不審に・・・
意識はずっと店内のどこに彼がいるのかってことばかりなのに
全然気にしてませんよ風にスマホを眺めて下を向いて待ってる・・・
彼が「じゅんさん、こんにちは」と微笑みながら迎えに来てくれた時も
「あ、こんにちは」と私も微笑んで挨拶してるつもりだけど
私の顔はひきつってる気がする・・・
「席ご案内しますね」と彼がいって
カットする席に座らせてくれる彼は至ってフツーの接客ぶり
『私も落ち着かなきゃ・・・普通に!普通に~!よしっ』と
鏡を見ながら自分に気合いを入れた時
彼がケープをもってきた
ケープって洋服が汚れない為に
美容師さんが最初にサッとつけてくれるもので
一瞬で終わる作業なんだけど
その日の彼はゆっくり後ろから手をまわして前で
ケープを止めてくれた
それがあまりにゆっくりで、
まるで後ろから大事に抱きしめらているみたいな感じ
彼のゆっくりした動きから
彼も緊張しているのだと分かったし
彼の腕の中にすっぽり入った瞬間
私恥ずかしすぎて
思わず顔が下に向いてしまった
・・・・我ながら分かりやすすぎる。。。
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