20歳で妊娠して

21歳で出産した私

 

子育ては可愛いと大変の

竜巻の中にずっと巻き込まれて

過ごしているみたいな日々だった

 

すんごいかわいい!!

一日中見てたら時間があっというまにたつ!!

笑っているところとか見たくてあやすのが、

どっちが遊ばれてるのかわからないくらい

 

でもって、大変な時

すんご~~~い大変!!笑

 

そんな強烈な竜巻に

順番に巻き込まれ続けて

くるくる日々が過ぎてった

 

 

 

子どものころ

母親が「結婚してから自分の服もかえない」

って言ってたから、

そうか結婚したら服買えないんだ。なんて思ってて

独身時代、好きな服を優先して買っていた私

 

子育て中は着れなくなるのね・・・

 

赤ちゃんにひっぱられたら胸みえるし

よだれつくし、

あかちゃんの肌にふれても優しい素材じゃないし

 

そんなんでユニクロばかりになる

 

 

その時は気づかなくて

かわいそうだったけど、

からいものを食べると

あかちゃんはおっぱいを飲まない

 

 

夜泣きするから、おっぱいあげても

飲まなくて、

眠いのと、なんで飲まないのかと、泣き止むには・・・って

途方にくれたこともあった

 

初めての子育ては

本当にその時その時の自分の精一杯で

取り組む感じだった
 

 

そんな子育て時代、

周囲からは私が幼く見えるのか

ちょっと赤ちゃんを抱いて

外出するだけでも

 

結構視線を感じた

 

その視線達は、

え~ちゃんと育ててるん?

って思われてるからなんじゃないかって

 

自分で勝手に思ってしまうのだ

 

だから、産んでから

そういう周りの目に対して吹っ切れるまでの

数年間は(結構長かった)

 

子どもがちゃんとしていないと

自分が駄目に思われるし

 

でも、子どもは親の言うことはしなくても

親のすることは真似するから

私がもっとちゃんとしなきゃとか

 

この2つのループを延々繰り返して

「こどもにちゃんとしてほしい」

「私がちゃんとしなきゃ」

って思っていたように思う

 

 

若いお母さんたちは

必要以上にそう思いがちな気がする

 

そうやって自分なりにすごく頑張っている

お母さんが多いから、世間ももう少し

偏見のない目で見てほしいな・・なんてちょっと思ったり

 

 

ずいぶん昔なんだけど、自分がまだ

周りの目を気にしながら子育てしている時

 

ニュースで、親子で山で何日も遭難した人がいて

息子が助けを呼びに行って

山で待っていたお母さんも助けたみたいな話があって

それが61歳の息子と81歳のおばあちゃんだったんだけど

 

大変なニュースなんだけど、私はそれをみて、

私と同じくらいでこのおばあちゃんは

子どもを産んで、こんなに優しい大人にしっかり

育てあげたんだって思いながら見て

 

ああ、若いお母さんでも大丈夫だって

勇気をもらったことがあった