ご飯を初めて一緒に食べた日から

一緒に住むようになって

そのまま結婚した夫。

 

ど~してそうなったかというと

 

当時私は大学に通いながら

自分の一人暮らし代と

大学費用を自分で工面するために

キャバ嬢のバイトをしていた。

 

最初はラーメン屋さんでの

バイトだったんだけど

 

時給の安いバイトは朝方までとか

長時間働く必要があったから

授業に出れなくなってきて

単位を落としたうえ

 

とうとう、

一か月以内に授業料を払わないと

退学だという通知を受けてしまって。。

 

普通なら実家からの仕送りとかが

あるんだろうけど、

 

父親が蒸発状態で母親が弟や妹の為に

必死に働いているのを知ってたから

頼るどころか相談することすら

できるわけがなくて。

 

自分でなんとかするしかないと

スナックのバイトを始めた。

 

で、そのスナックが

潰れるからと系列店の

キャバクラでそのまま

働くことになったのだった。

 

あの時は、夜の世界って

怖いイメージしかなくて。。。

気を抜いたら誰かに騙されるんじゃないか。

とんでもない世界に売り飛ばされる??

ってビビりながら足をふみいれた。

 

誰を信じていいのかも

わからない中、

ただただ、夜の世界でも

自分で居続けること・

自分を信じることを大事にしてた気がする。

 

そんな中始まったキャバ嬢生活が

順調に年月を重ねて一年半くらいたった頃

お店に来たのが夫だった。

 

初めましてなのに

一瞬空気が緩やかになり

不思議な人だなと思ったのを覚えている。