2019年2月20日
老健のトイレで転倒
大腿骨頸部骨折から1年が過ぎました
手術せず保存療法となりました
高齢者の転倒骨折は
寝たきりの原因
認知症が進んで
全身状態が悪くなり
その後の生存率も下がってくる
と言われています
母も例外ではなく
まず今まで出来ていたことが
出来ない
トイレに行けない
骨折後の激痛とともに
精神状態が悪くなりました
「こんな状態で生きていても仕方ない」
「痛い」「死にたい」
を繰り返してました
妄想、幻覚、暴言、暴力
週に一度老健に見える
精神科のお医者様から
お薬を処方され
1日中ほとんど寝ている状態
薬が強すぎたと
減らしたり薬を変えたり
調整が難しいようでした
ほとんど寝ていて
食事を取れず
今度は拒食
飲めない食べれないで
体重はみるみる減少し
1カ月で10kg減りました
老健でもう出来ることはないと
今入院している認知症病棟へ
食べれないので
経鼻経管栄養にすることも
考えておいて下さいと言われました
高齢者なのでいつ何が起きても
おかしくないとも言われました
でも
母の場合は
ここの病院に入院して良かった
まず今まで大量に飲んでいたお薬と
精神科のお薬を減らしてくれたこと
廃人のようになっていた母が
目覚め戻ってきました
食事が取れるようになりました
認知症が進みましたが
それが良かったのか悪かったのか
分かりませんが
骨折し生きることに絶望して
泣き叫んでいたこと
全て忘れました
穏やかになりました
そして
入院した病院は
認知症単科病院ではなく
内科、循環器内科、整形外科、皮膚科
母が必要とするお医者様が
揃ってる病院でした
そしてリハビリも入院期間である
1年間受けられる
もう歩くことは出来ないけれど
痛みの様子を見ながら
可動域を広げる目的のリハビリは
母にとっては有難いもの
そして
入院の期限は5月7日
次のことを考えなければいけません
入所待機中の特養から
リクライニング車椅子に乗れることを
条件とされてます
リクライニング車椅子へ移乗させるのに
3人必要ですという
病院からの連絡に
2人だったらまだしも
毎日3人もマンパワー確保するのが
難しいという話になり
特養に入所出来ないとなると
療養型病院になるかもという
話になっていきそうな…
私としては
そうなって欲しくない
状況になりそうでしたが
昨日、病院で
2人介助で移乗の方法を
話し合い、試して下さったところ
この方法でも
母は痛がることもなく
怖がることもなく
大丈夫そうだということになりました
昨日、リクライニング車椅子に乗って
初めて7階にあるリハビリフロアへ
外のテラスにも出て
9ヶ月ぶりに外の空気を吸えました
「世の中に出てきました。
空気が気持ちいい」と
思いがけず
私もウルッと
輪投げ
ボール投げ
を調子良くこなして
今度は集団作業療法に最後まで
リクライニング車椅子で参加しました
この様子を先ほど
特養相談員のNさんへお電話すると
病院からもご連絡してくださったそうで
問題もすべてクリア
晴れて
入所待ち2番目で
待つことになりました
お看取り3名いらっしゃいますが
こればかりはいつになるかは
分かりませんと
いつまでも待ってます
期限過ぎたら
以前に入所していた
老健さんにお願いしてみます