ストレス

食品会社の期限偽造問題がテレビをにぎわせている。船場吉兆とか？
賞味期限と消費期限の違いが私は今まであまりよく分からなかった。だから今回の問題で、食品品質表示についてけっこう勉強になった。賞味期限とは、その期限を１日でもすぎたらもうだめ、という意味じゃないこともわかった。それを踏まえた上でだけれど。
うちの母は期限切れのものを平気で食べさせる。さすがに生ものはないけど「賞味期限」と記される、ある程度ひもちするものは半端じゃない。半年や一年過ぎたものでも平気なのだ。自分が食べる分には勝手にすればよいが、どうにも私には、「冷凍してるんだから平気」「私も食べてなんともないんだから平気」とヌケヌケという母親が昔から嫌いだった。一年も期限の過ぎたものを平気で人に出す、そのガサツで無神経さがたまらなくいやだった。身体に影響があるなしの問題以前に、そういうところにまったく気を配ろうとしない無神経さが許せなかった。私が癌を発症してからもそれはかわらなかった。

以前に「お客さんにこれを出せるのか、他人さまにこれを出せるのか」と言ったら黙りやがった。

本当に親には昔からイライラさせられることが多い。癌になって、治療費すべて親からだしてもらって、私には大きな負い目がある。家を出たくとも、症状からいって、もう一人暮らしができるような状態ではない。治療費を出してもらってるだけありがたいと思わなければならない。そう思えば思うほど、私のストレスは溜まる一方だ。