栃木県岩舟町「観光農園いわふね」を調査 | 満行潤一 オフィシャルブログ Powered by Ameba

栃木県岩舟町「観光農園いわふね」を調査



岩舟町の第3セクター「観光農園いわふね」の取り組みについて調査しました。最初から最後まで茂呂町長、広瀬議長にも同席いただき、長時間にわたり丁寧なご説明をいただきました。

いわふねフルーツパークは、農業生産法人「(有)観光農園いわふね」が運営する観光農園で、町、JA、農業生産者による出資で設立されています。

いちごやぶどうなどの農園の年間来客数が34,500人。販売額は89百万円。(平成21年度)

コンセプトは、「市場出荷から直販へ」「消費者との交流による観光農業の推進」による後継者育成、農業経営の安定化などを主眼に置いています。

第3セクターながら、町の支援は一線を画し、会社の経営自体は自主独立。赤字分は、町の貸付金という位置づけとのことでした。

第3セク会社以外に参画する生産者グループやJAはそれなりの利益を上げており、地域の雇用も生まれ、高齢者の生き甲斐作りにも役立ち順調に成長している事業だと感じました。

大消費地、大消費者を身近に抱え、地の利を生かし、まだまだ成長が期待できる事業だと思います。益々のご活躍を祈念しております。

みなさん大変お世話になりました。