米国加州知事選に私費100億円投入候補 Part2 | 満行潤一 オフィシャルブログ Powered by Ameba

米国加州知事選に私費100億円投入候補 Part2

10月6日に書いた記事「米国加州知事選に私費100億円投入候補」の続きを。

米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事の後任を決める州知事選に億万長者のメグ・ホイットマン共和党候補が米史上最高額の独自の選挙資金を出して選挙戦を闘っていることを記事にしました。

報道によれば最終的に個人資金投入額は合計1億4100万ドルに上ったようです。日本円で約114億円也。

ホイットマン候補はインターネットオークション大手のEBayの最高経営責任者(CEO)として巨万の富を築いた女性実業家。

まさに、「金で票を買う」行為で、日本では考えられません。

上院、下院の中間選挙と同時に行われこの州知事選結果に目がとまりました。

結果は、「落選」

中間選挙では、共和党の歴史的勝利だったようですが、カリフォルニアには風が吹かなかったようで、民主党の元州知事だった72歳のベテランに負けてしまいました。

敗因は、米史上最高の選挙費用をつぎ込んだことが一部市民の反発を招いたと。

いずこも、失業者があふれ、景気・雇用対策が急務なこのときに、「金で票を買う」行為はさすがにアメリカでも受けいられなかったようですね。

アメリカの良心に、少しはほっとしました。