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お肉のデータ

お盆にお肉の話もいかがなものかとも思いながら。関係ありませんか!

日本人は、仏教伝来で「殺生」の教えから食肉を敬遠したり食肉禁止令が出されたりで近年まであまり食されてきませんでした。

江戸時代は、知恵を絞り?「薬」として食していたとも記されています。

明治に入り、肉を食する事が「文明開化」だと大きな変化が現れます。

「すき焼き」の語源は、
昔野良作業のなか農耕具の鋤(すき)、鍬(くわ=すき)で、肉、野草を焼いて食べたとことからついたとも言われれています。(ほんとうかな)


近年、日本人の食する肉の消費量は低下気味と言われています。それでも、50年前(1960年)と比べると5倍以上に増えています。

戦後の経済成長で日本が豊かになるにつれ、食卓のおかずが魚から、鶏、豚、牛にシフトしていき、食生活が大きく変わりました。

おもしろい資料があります。県庁所在地世帯の肉購入量。大きな開きが。
(総務省家計調査2009年)

牛肉購入量多い市、①広島市 11.1kg②和歌山市11.0kg③熊本市10.61kg以下奈良、大阪と続きます。

牛肉購入量少ない市、①水戸市3.9kg②福島市4.0kg③秋田市4.3kg以下札幌市、前橋市が続きます。


豚肉購入量多い市、①青森市23.7kg②静岡市22.4kg③秋田市22.2kg以下札幌市、福島市。

豚肉購入量少ない市、①
徳島市14.2kg②佐賀市14.55kg③松山市14.63kg以下高知市、鳥取市。

明らかに大きな地域差がありますね。驚きました。販路拡大、営業戦略も地域の特性を甘味しないと。


戦後伸び続けた肉の消費量も近年は伸び悩み、特に牛肉は昨年、ピークだった1995年の6割弱に落ち込んでいるようです。BSEや健康志向が影響しているとか。その分、鶏肉、豚肉が延びています。

このデータを議会の質問に使いたいので備忘録として載せました。あしからず!
(newsがわかる9月号 毎日新聞発行より)