先日、近所に住む父の妹で私の伯母にあたる人と電話で色んな昔話になり、父が病院に入院中、面会に行った伯母に『こんなところにいたくない』みたいな事を言ってたと言われた。
私が、当時、いちばんに父が安心出来る様にと探した病院だったけど…。
今さらそんな事を私に言ってなんの意味があるの?
90歳近くになる伯母は、人がどう感じるかより思いついたことを勝手に喋るところがある。
亡き父は私に2人(父と母)一緒に実家で介護してほしかったのか!父より母を施設へと?
納得した上で療養病院での生活を同意しているかと思っていた。
確かめたいがあとの祭り過ぎる。
父は周囲の人からは優しいとか温和とかの印象を持たれていた。私には父は気弱で、意気地無しで保守的な人に映っていた。
母を姑、小姑のイジメからも守れず、自分はイヤなことがあると外にお酒を飲みに行ってしまう人だったから。母は辛い思いをしても離婚せずに家業を手伝った。そんな母が病気で父に優しく出来ず、病気特有の乱暴な言動や行動などをしてしまう事に参ってしまっていた。
認知症の発症前は仲が良く、休みにはいつも母の奢りで2人で温泉に行ったり、母には感謝してると私にわざわざ伝えてくる父だったのに。
ある時、なんのきっかけだったか、50年以上も家の為に尽くしたあげく病気になった母に対して母の実家に返すと言い放ったのだ。
伯母の言葉から色々思い出してしまった。
当時、本当に呆れたし、失望した。人間は、自分に尽くしてくれた人が病気により、自分に対する不都合を起こす人になってしまった時、『排除』しようとするのか?傲然とした。
他人ではなく親だったから尚更。もうこの時、父に対して心の中で一旦『さようなら』と思った。
父には、育ててもらった事の感謝の分と身体の不自由さと老いへの同情で面倒は見る覚悟だったが、この発言を聞いた時
から人間としての尊敬は消えた。
没後、10年にもなる父ですが、伯母の何気ない発言で芋ずる式にイヤな気持ちがよみがえってしまった。
もう自分が生きて行く上での反面教師にする以外この思いをした事を浄化させる手段はないのだろうか…。