今思えば、これはすでに始まりの合図だったのかもしれない



これというのは、、


先ほどの記事で、無事小学校までは卒業したのに


と書いたけど、実は、無事と言うのは語弊がある




ある暑い真夏の夏休みのこと


小学生の兄は友達と3人で自転車で遊びに行ったことがる



母は兄が熱中症にならないようにと帽子を兄に渡し、


兄も素直にそれを受け取った



すると何時間か後に兄が号泣しながら帰ってきた



たとえ小学生とはいえ、もう高学年なのに。。。




明らかに動揺している兄



どうしたんだろう



顔は真っ赤、汗はだくだく、怒りに震えた肩、泥だらけの洋服






母がどうしたのと問いかけた





私は直接話を聞いていないので、詳しい描写はわからないけど




真夏の暑い中、


自転車で走り続けた兄は、ほかの細身友達と比べて、体力がなくなっていた


だから、友達に「帰りたいんだ」と申し出たらしい



するとその友達は、兄の帽子を取り上げ、嫌がる兄をおもしろがり


兄の頭上でキャッチボールのように投げあって笑っていたという


そして、兄の自転車を蹴って、帰れないようにしてた


足や背中も蹴られた、と





あきれた話だけど、実際あったこと





ただの悪ふざけだと思えますか?



でも、その友達は笑っていたんだって


もう、立派な虐めだよね



悔しくて、悔しくて


地団駄を踏んでた




学校に言って!相手の親にも言って!!


そう叫びながら、兄は泣いていた




もう、友達なんかじゃなかったんだ







それから、卒業する3ヶ月前に


ランドセルをはさみで切られて帰ってきた日もあったっけ…




お母さんがそのランドセルを縫って、兄はそれを背負って学校へ通ってた



「学校に言う?」「もう、いい」



こんなような会話もあった






でもね、そんな兄でも 「友達」って呼べる人もいたの


だから、頑張って卒業したんだよね





卒業式の日



両親に宛てた手紙があって


それは学校側が書かせたものだったけど


すごく淡白な内容に見えたけど


それを受け取った母は



目に涙を溜めて、私に何回も話をしてきたんだ





まだ小学4年生の私は、本当によかったねって思う反面


よく大変さが理解できてなかったし


なんでお母さんがそこまで感動するんだろうって


嫉妬もした


なんだか寂しかったよ




でもね



今ならよくわかる




あのときの兄には、すごく重い卒業証書だったってことが






そういえば、よく中学校に上がる前に


兄がうまくやっていけるのか、母が心配してたこと、今思い出した





心配ってどうして、的中してしまうんだろう






これからが、本当の、波乱の幕開け