「いらっしゃいませ。ご試着室へどうぞ」
まだ20代かしらと思うような若くて美人の店員さんの声に、少しだけ背筋を伸ばす。
手渡されたトレイにゎ繊細なレースのブラジャー。
心臓の鼓動が聞こえてきそう。
カーテンを閉め、自分だけの小さな空間に入る。
「ふぅ…。大丈夫、落ち着いて」
ゆっくりと上着を脱ぎ、鏡の中の自分と向き合う。
以前ゎ通販で適当に選んでいたけれど、ブログの読者さんから「正しいサイズを選ぶとシルエットが見違えるよ」とアドバイスをもらって、今日ゎ思い切って対面販売のショップに来たんだ。
今回選んだのゎ、透け感のある淡いピンクのブラ。
「かわいい……。これ、絶対に似合うよね」
ホックを留め、肩ストラップを整える。
脇のラインを丁寧に入れ込み、カップの中に、自分がなりたい理想のシルエットをイメージする。
鏡の中のバストラインが、ふんわりと高い位置で固定される。
それだけで、なんか自信が湧いてくる感ぢ。
「お客様、いかがですか? 失礼しますね」
カーテン越しに店員さんの声がして、一瞬ドキッ。
でも、これゎ必要なステップ。
「……はい、お願いしますぅ」
店員さんが試着室の狭いスペースに入ってくる。
2人だけの秘密のスペースにいるみたい。
店員さんゎ、手際よくカップの浮きをチェックし、アンダーを微調整してくれる。
「すごく綺麗ですよ! お客様、お肌が白いからこのピンクのブラが映えますね。ラインもとっても自然で美しいですー」
その言葉に、思わず赤面。
自分でも気づいていなかった魅力を引き出してもらえたような、嬉しい気持ち。
これこそが、junにとって何よりも代えがたい、自分自身を大切にする「おにゃのこ」としての喜びなのねん。
新しいブラを包んでもらったショップバッグを大切に抱え帰路に向うjunでした![]()
↑別画面が開ききるまでちょっと待ってね。

