「準備はいい? junちゃん!」
「うん、いこっ!」
楽屋に響くメンバーたちの明るい声。
オーディション合格から数ヶ月。厳しいレッスンを共に乗り越えてきた仲間たちと、今初めての大きなステージの袖に立っていた。
鏡の中のjunゎ、アメブロで紹介してきたどのコーディネートよりもキラキラした衣装を着ている。
胸元にゎ、グループの象徴である大きなピンクのリボン。
「おにゃのこ」として自分を磨き続けてきた日々。
一人で自撮りしていたあの頃ゎ、まさか自分がこんな風に、誰かと手を取り合ってステージに立つなんて想像もしていなかった。
『それでは、登場です!』
MCの合図とともに、アップテンポなイントロが流れ出す。
ステージへ飛び出した瞬間、目に飛び込んできたのゎ、色とりどりのペンライトの海。
「junちゃーん!」
「こっち向いてー!」
客席から聞こえるjunを呼ぶ声。
隣を見ると、同じように汗を輝かせながら、最高の笑顔でステップを踏む仲間たちの姿があった。
一人で踊るよりもずっと力強く、一人で歌うよりもずっと響く歌声。
フォーメーションが変わる瞬間、メンバーと目が合って、自然と笑みがこぼれる。
みんなでひとつになって、この空間を「可愛い」と「幸せ」で満たしているんだ。
そぅ確信した時、視界が少しだけ熱くなった。
ライブが終わり、心地よい疲れの中でスマホを開く。
『みんな、ありがとう!
最高の仲間と一緒に、最高のステージに立てました。
一人ぢゃ見られなかった景色、今度ゎjunがみんなに見せてあげるね。
junのおにゃのこライフ、アイドル篇、全力で駆け抜けるよ!』
ブログに載せるための集合写真。
真ん中でピースするjunの顔ゎ、今までで一番junがjunらしく輝いていた。
↑別画面が開ききるまでちょっと待ってね。


