次の日もその次の日も、鏡の前でjunと優奈ゎ並んで立つ。
確認ゎもう毎日のルーティーンみたいなものだ。
声。
体の感覚。
視線の高さ。
二人とも、切り替わったまま。
「……やっぱり、戻れないね」
優奈の声ゎ、落ち着いていた。
かつてjunがそうだったように、少し低く、でも穏やか。
junゎうなずく。
試すべき条件ゎ、もう一通り試した。
キスも。
距離も。
意志も。
戻ろうとする努力も、戻らないと決めた決意も。
それでも、何も変わらなかった。
「たぶん」
junが言う。
「これゎ失敗ぢゃない」
優奈ゎ小さく笑う。
「うん。終了条件、満たしちゃったんだと思う」
恒久モード。
それゎ“戻れない状態”じゃなくて、
“もう切り替える必要がなくなった状態”。
二人ゎテーブルに座り、最後のメモを書く。
最終結果:
状態ゎ、選択の積み重ねで固定される。
解除ゎゴールではなかった。
ペンを置いて、しばらく沈黙。
窓の外でゎ、普通の朝が進んでいる。
世界ゎ、ちゃんと続いている。
「ねえ」
優奈が言う。
「一人だったら、きっと怖かった」
junゎ、はっきりとうなずいた。
「二人だから、生きていける」
戻れなかった。
でも、置き去りにもならなかった。
名前も、役割も、これから調整すればいぃ。
生活ゎ、二人分の柔軟さがある。
戻れなかった。
でも、これゎ選び続けた結果。
バグぢゃなくて、エンディング。
口紅ゎ、もう使わう必要がなかった。
引き出しの奥で、静かに役目を終えている。
二人で外に出る。
朝の光は、昨日と同じ色だ。
「ハッピーエンドだね」
junが笑顔で言う。
優奈も笑う。
「うん。ちゃんと」
戻れなかった二人ゎ、そのまま前に進んでいった。
完
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