紹介は前後してしまいましたが。


rolling dice


最初の作品同様、入りやすい感じで一気に読める感じ。

分かりやすい。


物語のきっかけとか展開とかは非日常の要素があるほうが書きやすい…と、そういう意味合いのことがあとがきにも書かれていたように思いますが、書きやすい要素であればあるほど、より読みやすくするには、距離を近くするというか、そういう読み手の側に接近する気遣いが必要、と思います。


孤高の小説も意味のあるものだと思うけれど、そうやって読者へ近づいて、「ぼくってこういうやつなの」みたいな気楽さとか、何となく作品が読者に甘える感じ?みたいなものも持ち合わせることがかえって魅力を増していくような…いや、ぜんぜん何言ってるか分かんない。


要するに軽く手に取って、気楽に読めましたということ、かな。

読んだ順番は他の本と前後しちゃうんですが、手元にあったのでまずはこれを。


rolling dice


本屋に平積みされていて、長いこと気になっていました。

難しくない。

実は2巻目も出てるんですね、そのうち買ってみようと。


人と人が関わるということについてとか、自分に向き合ってみることとか、そういうことを考えます。



最近自分のことを表現するのに、「俺」も「僕」も何となくしっくりこなくて、やっぱり「自分」っていうほうがしっくり。

そんなささいなことでも少しずつ考えて、何らか自分なりの答えを持っていく、そういう作業を大事にしています。


いや、この本から考えたことなんです、きっと。

ちょっと時間は過ぎちゃいましたが、昨年に引き続き、出しました。

前回は実はそもそも応募するフォーマットを間違ったのでは…なんていうこともあり、今年はちゃんと確認したつもりです。多分その点は大丈夫、と思う。


今回の募集テーマは「万華鏡」。

すごく馴染みのないもので、記憶に残っている万華鏡は、赤い千代紙が貼られたちょっと古そうなものが、子どもの頃あったような…くらい。かしゃかしゃと絵柄が変わることをイメージしてみると、綺麗というより、いつまでも規定されたものから抜け出せない、そんなイメージがあります。


前回も多分そうだったような気がする…けど、締め切り日に会社の近くの郵便局から当日の消印で応募。

今回はどうかな。