ちょっと時間が空いてしまいました。
最近はこの方の本を結構購入しているし、読んでいるのですが、この本は最初はちょっと敬遠していました。
本の内容には触れないようにしているのですが、腰帯から分かる部分で、この本は「父親が4人いる」ことが物語の背景になっているのですが、そのことがあまりにも現実にありえないことと思えることが、多分その大きな原因だったと思います。
いざ、読んでみると、何のことはない、小さなことにこだわりすぎていたなと実感させられました。
物語のテンポの良さはその中に入り込むのにとても重要な要素だと感じ、長編でも飽きさせない展開はとても魅力的な構成によっていると感じました。
知らず知らずのうちに自分は誰かに庇護されて生きている、とかそういうことってなかなか実感できないことだったりするんですが、そのことにどれだけ早く気付くかで寛容さや周囲への感謝など、自分以外の誰かや何かに目を向けて、それを理解しようとしてみたり、それを赦してみようとしてみたり、自分以外の存在への気付きが生まれてくるのではないか、と思ったりします。
