オトナの国語(修辞法) 0782 | ちゃっぴー(35歳)九州大学医学部再受験のブログ

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九州大学医学部を目指している35歳の西村淳(社会人)です。
鮒谷さん3日間セミナー第1期生です。
Web玉塾玉先生信者です。
毎日の試行錯誤を思考記録、行動記録していきます。
主に学習記録です。
このブログで、同じ境遇の方と刺激しあえれば幸いです。

■センター試験まで、

あと1日ですね。



今日は、

国語について。




■国語の勉強で、

たくさんの文章に触れていますが、

優れた文章というのを見ると、

私のブログがどれだけ、

稚拙かよく分かります。



私の場合は、

見ての通り、

表現が直球ですので、

どうしても口説いし、

下手すると、

不快感が生じる

可能性もあるかもしれません(汗)



ただ正論を述べられても…。




一方で

問題文に出てくるような文章は、

伝えたい事や、

強い思いが同様であったとしても、

比喩や援用を用いながら、

重層的に書いてあります。


そうすると、

読者の方は読みやすいし、

納得しやすい。



もちろん、

後者の方が、

洗練されている気もします。




■今年は、

このブログも三年目に入りましたので、

そういう部分も少し意識したいと思います。



という事で、

どんな技法が有るかを、

少しだけ整理してみます。




まずは、

修辞法です。


センター試験の問題で、

擬人法についての選択肢がいくつかありましたので、

調べてたのがきっかけです。



Wikipedia 修辞法より


○直喩法 (明喩、シミリー)とは「(まるで・あたかも)~のようだ(ごとし、みたいだ)」
 のように、比喩であることを読者に対し明示している比喩である。
 用例)赤ん坊の肌はまるで綿飴のようにふわふわだ。


○隠喩法(暗喩、メタファー)に分けられるものは、比喩であることが明示されていない
 比喩である。
 用例)この思い出を忘れまいと、心の宝石箱に仕舞い込んだ。


○換喩法 (かんゆ、メトニミー)とは表現する事柄をそれと関係の深い付属物などで
 代用して表現する比喩である。
 用例)ペンは剣より強し。
 ここでのペンは弁舌や学問を指し、剣は武力、暴力、戦争などを指している。


○提喩法 (ていゆ、シネクドキ《Synekdoce》)とは上位概念で下位概念を表したり、
 逆に下位概念で上位概念に置き換えたりする比喩をいう。
 用例)全く、情けない男だ。
 ある人物が相手にこう告げた時、情けないのはその相手(下位概念)だけであって、
 男全般(上位概念)を指しているわけではない。


○諷喩法 (ふうゆ、英: Parable)とは、寓意に使われるようなたとえのみを提示することで,
 本当の意味を間接的に推察させる比喩を言う
 用例)「燕雀(えんじゃく)安(いずくん)ぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」


○擬態法 (ぎたいほう)は、表現する事象について、様子を文字として書き表した擬態語や、
 擬音語・擬声語を用いた修辞法である。
 「姉はにこにこと笑っていた」という文での「にこにこ」が擬態語に、
 「犬がワンワンと鳴く」の「ワンワン」が擬声語にあたる。


○擬態語・擬音語・擬声語
 擬態語(ぎたいご)は「様子」、
 擬音語(ぎおんご)は「音」、
 擬声語(ぎせいご)は「動物の鳴き声」などを言語化したものである。
 写生語、声喩、仏語でオノマトペ (onomatopee)、
 若しくは英語でオノマトペア (onomatopoeia) ともいう。
 

○擬人法
 比喩の中でも特に、人でないものを人格化し、人に例える手法を擬人法(ぎじんほう、活喩)
 という。その場合、読み手に対し、例えられる「人でないもの」に対する親近感を抱かせる
 効果が生まれる。
 用例)「海に出て木枯帰るところなし」(山口誓子)


○擬物表現
 擬人法と逆に、人の動作や様子を物質に喩える手法があり、これを『擬物表現』、
 『結晶法』、『実体化』(原義はHypostatization《英》)などと訳している。
 用例)黙々と働く彼の姿は、言うなればロボットである。 
    貝のような人 - 二枚貝が堅く殻を閉じているイメージに例え、無駄な口を開かない人、
    ないしは身持ちが堅く防御的傾向にある人
    太陽のような人 - 太陽系を成す恒星に例え、その系統の中心となるような人、あたたかい人


○倒置法
 文章は通常、主語-目的語-述語 の順で記述されるが、
 この順序を倒置(逆転)させ、目的語を強調する手法のこと。
 用例)私は突き止めた、宝の在処を。(倒置法)


○反復法  同じ語を何度も繰り返し、強調する。
 用例)「高く高く、青く澄んだ空」


○体言止め  体言(名詞・名詞句)で文章を終えること。
 用例)「私は科学者。実はこの…」


○同語反復 同じ言葉を二度用いることで、語気を強める用法。
 用例)それはそれ、これはこれだ。


○反語 実際の主張を疑問の形で書いているが、強い断定を表す用法。
 用例)昔は美しい街だったと言っても、だれが信じるだろうか。(いや、誰も信じないだろう。)


○押韻  詩歌などで同じ音を決まった場所に繰り返し使うこと(=韻を踏むこと)。
 語句の頭の音を揃えることを頭韻、語句の終わりや行末を揃えることを脚韻という。
 用例)やわらかに柳(やなぎ)あをめる北上(きたがみ)の
 岸辺(きしべ)目に見ゆ
 泣けとごとくに(石川啄木)




■上に上げたのは一部ですが、

こんなにたくさんの修辞法があるのですね。


恥ずかしながら、

今までの人生の中で、

ほとんど使ったことがないような気がします(笑)



直喩と隠喩の違いが少し分かりました。


これから少しずつ使っていきます。




センター試験に出てくる選択肢で、

「太陽のような人」は、擬人法ではありませんよ(笑)

 擬物表現のようです。



あと一日体調整えて、

センター試験にのぞみましょうね♪




いつも読んでくださってありがとうございます (^▽^)



それでは、また明日(^O^)/

「志は高く、努力は足元に、フットワークは軽く♪」
(西村は特に足元重視で)


■本日の気になる記事

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厚生労働省新着情報 派遣元事業主に対する労働者派遣事業改善命令について

LINEはスゴい人気ですね。
私はまだ使っていませんが、
来年大学生になったら、
使ってみようかな。


■本日の学習
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今日の【受験勉強 活動】  14時間

●センター試験 英語    2時間
 センター過去問(リスニング)            120分         

●センター試験 国語    2.5時間
 センター過去問(国語)              150分

●センター試験 数学   8時間
 2013黒本(数学ⅠA)(2周目)         330分
 2013黒本(数学ⅡB)(2周目)        150分

●復習の時間   1.5時間
 今日の振返り                   90分
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最後まで読んでくれて、本当に有難うございました。合格
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