大阪 堺市西区の温熱と整体のサロン      フリージアの角野純子です。




「断食療法の科学」から抜粋の続き②です。



確かに砂糖をなめるよりは、米を食べるほうが消化に暇がかかり、胃腸はそれだけ苦労します。






また玄米を食べるよりは白米を口にしたほうが消化が楽で、それだけ胃腸の負担が軽くなるでしょう。






だから、白米は玄米より合理的な文化食であると推賞できないのは、それによって招来される胃腸の虚弱化を恐れるためであります。






白米飯ばかりを長年食べている人の胃腸は白米になれてしまっているから、玄米をいきなり食べても、それを十分にこなしきる力が出ないのは当然です。





白米常食者の胃腸は、それだけ弱体化しているわけです。





同じように野菜類でも、すべて火にかけて調理すれば消化はらくであっても、そのような食生活を長年続けることによって胃腸の虚弱化がおこるのであれば、これも一考を要する問題であります。







強靭な胃腸になりたいと求めているのが実は私たち現代人の虚弱な胃腸の持ち主なのです。






このように考えてみると、現代栄養学が「なるべく消化のよいものを食べるように」と推賞しているのを手放しで喜んでおられるということに気づくでしょう。






それなのに、現代栄養学の指示するままに、なんでも消化の良いものを選んで食べるという傾向は、私たちの願いに反して、ますます虚弱な胃腸の持ち主に転落することになってしまうではありませんか。





 

このように、食物の選択に合理性を求めてかえって胃腸は虚弱になり、非合理的な食物によって逆に胃腸の改造が可能になるということをしって欲しいと思います。






さればといって、いままで煮たり焼いたりしたものばかり食べていた者が、急に生玄米や生野菜ばかりの食生活に転落するのは危険この上ないことで、昔から「角を矯めて牛を殺す」という格言にもある通り、十分注意しなければならぬ問題であります。


③に、続きます(^^)













LINE公式アカウントにご登録お願いします(1対1で会話できます)

※女性専用





ご登録いただいた方には、先行してキャンペーン、お得な情報をお知らせいたします。



最後までお読みいただきありがとうございました。