大阪 堺市西区の整体院 ほほえみサロン堺の角野純子です。




森下敬一先生の「自然医食のすすめ」より






「食物の価値は体が決める」






実際には、肉と野菜のバランスをとることなど、絶対に出来ない相談である。







確かに、肉類は老廃産物を生んで血液を酸毒化するとし、野菜には血液をきれいにしてアルカリ性化する作用がある。





けれども、それぞれが、どれくらい血を汚したり、逆に血をきれいにしたりする効力をあらわすかは、人によって、また時と場合によって千差万別だから、一概にはいえない。







なぜなら、同じように肉食をしたとしても、それを食べる時の精神状態が違うし、噛む回数も違う。







消化液の、分泌量も、またそれに含まれる酵素の活性度も違い、腸内細菌の性状も違っているからだ。








血液や組織にどの程度の肉食性老廃産物が取り残されるか、あるいは、野菜の浄血作用がどの程度の効果をあげてくれるのかわからない。





測りようのない事柄だ。






結局、この肉と野菜のバランスという考え方も機械論なのである。






われわれの体の消化機能というものを完全に見くびった考え方でもある。







食品から出発して、その釣り合いを考えて食べたものが、そのままストレートな姿で体の栄養の釣り合いになっていく、と割り切ってしまっているからだ。





だが、そうは問屋がおろさない。






体には、生理機能の原理という動かしようのない確固としたカラクリがあるのだから、その流れに沿ってすべての機能は展開していく。







食品分析学にのっとって体に送り込まれた食物のうちに、たまたま生理の実情に合致するものが入っていればそれはスムーズに消化処理されて、有用な作用をあらわしていくが、そうでないものは、体のほうで何とか補いをつけるようにヤリクリしていくことになる。








しかも、「そうでないもの」が大半を占めている。





その代表が動蛋食品や精白食品で、そのほか、もともと食物とはなり得ないはずの化学調味料、人工色素、化学塩などまで入っているのだから、生理機能には遅かれ早かれ、破綻が生じてしまう。






いろいろな病的症状や老化現象、慢性病がそれだ。






いわゆるバランス食をとりながら、こんなトラブルがおこっているということは全く矛盾している。






それを大半の人びとが矛盾とも何とも思わないのが不思議であり、不気味でもある。





生理機能に対する無知から、食物の役割とか、病気発生のカラクリを正しく理解していないことが、現実をありのままにとらえたり、事態を的確に判断したりすることをできなくさせているのである。





森下先生は現代栄養学の盲点を平易な文章で分かりやすく説明してくださっています。





健康情報番組やニュース、本等で言われていることが本当に正しいことなのかを考えさせられます。😥






自分で考えることを放棄して皆と同じことをすることで安心するのは良くないことかもしれませんね。😥











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最後までお読みいただきありがとうございました。