こんばんはー。
BHPアートピースの製作解説をしていこうかなと思います。長くなりそうなので数回に分けて。
簡単に申しますと銅板を糸鋸で切ってパズルにして再構成し、一枚の平面作品にする作品です。
高校生の時に金属工芸を始めまして、その時の初心者セットに入っていたのがこの糸鋸。
10年以上使っている相棒です。
シーフォースの小次郎。
これらが初期作品です。
一枚づつ銅板をパズルの形に切り抜いて、ランダムで3〜4色に着色を行い、額内に並べます。
着色というのが、銅に染料を塗るのではなく、薬品により銅に綺麗な錆をつける方法を用いてます。
といっても銅そのものの錆の色には限界があります。大まかに黒、茶色、赤、青、ピンク、緑青色。大体この色が一般的。
そこで、銅に錫をメッキして焼き付ける新潟県燕市の伝統着色を組み合わせる事で更に着色の幅を広げました。
具体的には銀色、金色、紫金色等、他地域ではない色を出すことが出来ます。
上から銀色、金色、紫金色。
銅と錫を用いれば殆どの色を作り出せるんじゃないかなぁとも思っております。
ただし難点があって、一枚一枚のパズルピースを綺麗に着色するのが超めんどくさい!!
具体的には磨く作業が殆どなんですが、一枚一枚しっかり磨かないと思い通りの色にならないんですね。指の皮が擦り減る作業。
一番少ないピースでも49ピースなので果てしなく時間が掛かります。色数を増やすほど違う薬品を使ったりと工程が増えるのも難点。
因みに冒頭の作品は441ピースで9色。
感の鋭い方はお気づきかもしれませんが、1ピースでも無くしたら終わりです。
新しく切り抜いても綺麗に嵌まらないんですね。
最近の作品は鎚目も入れているので尚更。
一度無くしかけて必死に探しました。
着色液の釜の底に落ちてました。
もー顔面真っ青、冷や汗ダラダラ。
とまあ今日はこの辺で。
次は切り刻む工程からになります。
それでは。









