はい、おはようございます。
高校野球が決勝戦ですね。
智弁対智弁観たいのですが、残念ながら用事があるので外出してます。一球速報での観戦となります。


さてさて本日のお題は玉打の技法についてです。一回で終わる(終わらせる)ので宜しければ見てやってください。


まず、玉打(たまうち)とはなんぞやというお話ですが


こういった模様ですね。

金鎚で、金属の表面を叩いてその跡を丸にデザインする模様です。


仕上げ均しをした後に更に上から金鎚で叩き、模様を作ります。
大鎚目でもよく聞かれますが、大きな金鎚でガンガン叩いても綺麗な模様にはなりません。
同じ部分をピンポイントで狙うことで綺麗な線が生まれます。



まずトース管で打ちたい部分の中心に線を引きます。鉛筆ね。


次が割とやる人いないのですが、テンプレートで作りたい円を描いていきます。
シャーペンがおすすめ。

何も下書き無しで打ち始めるように習ったのですが、結局感で円を作るので綺麗じゃないんですよね。味といえば味なのですが、性格上モヤモヤするので僕は下書きをします。

テンプレートで下書きするのは意外と時間掛かるのでその手間を減らすという意味でのNO下書きなのかも知れません。職人は速さが正義。

あとこれはやらないと分からない部分なのですが、フリーで打っていくと必ず一周した時に同じ大きさで玉が揃いません。その帳尻合わせをした後が楕円になったり、円同士が繋がったりみっともないのでやはり下書きは重要だと思います。

急須とかやかんならその部分を口にしちゃうけどね。


さて下書きが出来ましたら、道具を用意します。

均しに使った当金と同じでOKです。

金鎚はやや中高の均し鎚を使います。
中高がキツいほど玉自体は簡単に出来ますが、玉の表面がボコボコするので僕は浅めの中高を使ってます。ここはお好み。




後はひたすら下書きをはみ出さないように連打して玉を一つ一つ打ち込んでいきます。
もしはみ出したら玉の外から軽く叩いて正円に戻します。

若干肉を中心から外に寄せるように叩くと綺麗な鎬が出てはっきりとした円が作れます。






ぐい呑一周で大体1時間くらい掛かります。
これがやかんとか径が大きくなると本当に大変なんです。

この手の模様は神経を使うので一日中やると目が疲れます。
瞬きしなくなっちゃうみたいで、この前コンタクトがポロッと落ちました。

目薬推奨です。