B11-01 クジラの彼 【有川 浩】 | 深緑の森と風と♪

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「虹色の図書室」というタイトルで、数年前まで、小説や映画のことを中心に載せていましたが、このたびリニューアル!
 感じたこと、伝えたいことを、小説や映画に限らず書いていきたいと思います♪ よろしくお願いします *^^*

2010年のラストに「海の底」を読んだら、もう少し、この世界に浸りたく
なって!(そういえば、まだ感想を書いていないなぁ)
これはもう、2011年の第1作目には「クジラの彼」を読むしかない!
と選びました。

クジラの彼 (角川文庫)/有川 浩
¥580
Amazon.co.jp

☆ あらすじ ☆

『元気ですか?浮上したら漁火(いさりび)がきれいだったので送ります。
春はまだ遠いですが風邪など引かないように気をつけて。』

ワンルームのベットに仰向けに倒れて、聡子は携帯の小さな液晶を見つめた。
今、どこにいるんだろう。風邪を心配しているってことは寒いとこ?でも、海上
ならこの時期どこでも寒いだろうし。メールが届いたってことは沿岸だろうけど
国内とは限らないから・・・。
彼からの2ヶ月ぶりの連絡は、素っ気なさすぎるほどのメールだった。

もう少し何かサービスしてよ。好きだとか愛しているなんてことまでは要求しない
けど、会いたいとか寂しいとか。
今回だけはもっと何か、甘ったるい恋人らしい言葉が欲しかった。
次の連絡は数週間後か数ヶ月後か。
―潜水艦乗りの彼女は辛い。

                        (表題「クジラの彼」より)

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私が読んでいるblogにもたくさん登場しているこの作品。いまさら、説明は
いらないと思いますので、ちょこっと感想を!

「空の中」の高巳と光稀のその後を描いた 『ファイターパイロットの君』
「海の底」の夏木と森生のその後を描いた 『有能な彼女』
っと、自衛隊三部作(特に「空の中」と「海の底」)が好きな人には、きっと
たまらな~い作品。
私も、もう一度、だ~い好きな作品と触れることができて、大満足でした。

しかもそれだけではなくて、純粋な短編となる他の作品素敵な作品!
いずれの物語も、恋愛に関しては世間一般に比べて、障害が多々ある
(らしい)自衛隊の隊員たちを主人公にしてはいますが、
恋愛は自衛隊も
他の職業も悩みは同じですよネ!
思い悩み、自分に自信がなくて、相手のことを想って逆に身を引いてしま
うところなど共感させられました ^^;
いろいろな素敵な恋が楽しめる作品ですヨ。