「ちんぷんかん」 | 深緑の森と風と♪

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「虹色の図書室」というタイトルで、数年前まで、小説や映画のことを中心に載せていましたが、このたびリニューアル!
 感じたこと、伝えたいことを、小説や映画に限らず書いていきたいと思います♪ よろしくお願いします *^^*

帰りの電車で中吊広告を見ていると、新潮文庫の新刊案内に

「しゃばけ」シリーズ第6弾の文字が☆

これは買わぬわけには!っと早速購入してきました。

そう!「ちんぷんかん」は書名でーす♪


ちんぷんかん (新潮文庫)/畠中 恵
¥540
Amazon.co.jp

この「しゃばけ」シリーズ (第1作は文字どおり「しゃばけ」だよ)。

やさしい雰囲気がただよい、あたたかく、そしてユーモラス。
とても気軽に読めて、とても楽しいお話です。


どんなお話かというと・・・


江戸に大店を構える廻船問屋「長崎屋」のひとり息子「一太郎」。

この一太郎。めっぽう身体が弱く寝込んでばかり。

そんな息子を心配して、両親は、寒いと言っては一人息子を店から

出さず、暑いと言っては他出は身体に障ると止める過保護ぶり。


そんな一太郎のために祖父が連れてきた、ちょっと年上のふたりの

奉公人、佐吉と仁吉(にきち)。

実は、犬神さんと白沢(はくたく)さん。妖(あやかし)だったのです。

そして、それ以来、一太郎の周りには、不可思議な者たちが寄り

添い、いつもにぎやか。

そして、一太郎は周りで起きる摩訶不思議な出来事を妖たちと

解決していくのでした。


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この一太郎クン。

自分の身体が弱いことをとても情けなく思っていて、少しでも

一人前になりたいと願う、とても生真面目な男の子。

そして、心がとてもやさしいんです。そんな一太郎クンの

やさしさが物語全体に “ やさしい雰囲気 ” を醸しだしているの

です。


しかし、その一太郎クン! 

寝込んでばかりいるけれど洞察力が鋭く、物事の本質を見抜く

力があって、自分が動けない分、妖(あやかし)たちを使って

謎を解決していきます。

そう、ちょっとした推理小説の趣(おもむき)もあるんですよ。

さらに、さらに、憎めないのが妖(あやかし)たち。

特に、犬神さんと白沢さんの過保護ぶりは半端じゃありません。

一太郎がとにかく第一で、二から後がない・・・という徹底ぶり(笑)。


そんな、一太郎と妖たちの “ ほんわか ” した楽しい作品。

ホント、すごくお薦めでーす。

第1作の「しゃばけ」を読んだら、きっと虜(とりこ)になっちゃい

ますよ ^^