みなさん明日から仕事始めだったりしますか?
うちはもう一仕事しちゃいましたよ~( ;∀;) 
自分の会社だから自分のせいですね。

お正月は今年も去年と同じく雪景色でした~。
大分は瀬戸内に面しているけど、ここ国東市から北は関門海峡からの風を受けて、日本海気候に近いのです。
吹雪じゃ~!と思う日に車で40分南下していくと、別府ではかんかん照り。
同じ県なのに不公平じゃあ~りませんか?

それでも子供の頃(って40年近く前ですが)は30cmくらい積もってたのがせいぜい5cmになったから、温暖化なんでしょうね。

初夢はよく覚えてないけど、夜目が覚めたときネコたちが全員私の布団の上に寝てたのがちょっと嬉しかったです。
それまでは最高5匹までで、6匹揃ったのは初めて。元日の夜だけでした。
合計27kg、私は布団のはじっこに追いやられてましたが、「今年も全員元気に行くぞ~!」と幸先のよさを感じたのであります(`・ω・´)

ところが~、おおみそかの夜から、ちーがまったく飲まず食わずになってしまい、脱水もしてきて(皮膚にハリがない)まずい状態に。

 
いつもこわい目つきがさらにこわい


(※以下、ネコの病気の話なので興味のない方はスルーしてくださいね~。同じ症例で検索してもあまり例がなかったので、ネコ飼いの方の参考のため詳細になっております)


日ごろぎゃーぎゃー言ってほしがる(あげなかったけど)バターや生クリームを鼻先に塗っても舐めないしまつ。
調べてみると3日の絶食は危険ということで、1月3日に病院に行くことになってしまったのです~。
近くの病院は4日から始業で連絡がとれず、別府まで足をのばすことに。
ところが途中で雪が激しくなって、スピードも出せず青くなったけれど、例によって別府はかんかん照り。

国東に分院のあるすえつぐ動物病院は診察室が5つ、スタッフ総勢35人のきれいな病院。
どうすりゃいいのかWi-Fi完備で便座フタも自動で開きます。
4日から始業だけど休日も緊急は受け付ける(休日料金3000円増し)ということで、普通に?お客さんが来てました。
院長は痩せ型の強面、任侠映画に出てきそうですが笑うとギャップがすごくて感じのいい方です。

平熱(38.5℃)、口内炎なし、嘔吐も一度だけ、を確認して触診。
「腸がぐじゅぐじゅ言ってる。ガスがたまってるようですね」
異物を飲んでる可能性もあるので血液検査とレントゲン。
結果、腸にガスがいっぱいたまっててパンパン。こうなるとネコは食べないとのこと。
原因は不明。
ふだんと違うものを食べたり小食が続いたりするとなるそうです。
「外に出てるから、ネズミとか食べちゃったのが原因なのでしょうか?」
と聞いたけど、「ネコはけっこうこういうことがありますよ」とのこと。
でもほっとくと腸壁同士がくっついて腸重積になったりするので危ないとのこと。

脱水してるので輸液を注射。
食べないため血糖値が下がってる(50mg/d以下になるとけいれんするそう、ちーは67であぶなかったらしいです)ので血糖値を上げる薬を輸液に追加(デポメドロール)。
整腸剤(プリンペラン)を注射。

帰りの積雪を心配してたけれど一部ですみ、車の中ではギャーギャー鳴いてたちーも帰って昼寝すると夕方にはケロッとご飯を食べ、「薬ってすごいな~」とありがたいようなこわいような。
食べるまで毎日飲ませろともらったプリンペランのシロップも出番なしでした。


これでひと安心じゃ~!
と思った翌日…。

今度はしましまが食べない。
食事の合図の「犬のおまわりさん」が鳴るとご飯の引き出しにジャンプして催促するしましまが、身動きひとつせず。
あごの下を撫でるとどこまでもふにゃふにゃになってぐりぐり体を押しつけてくるしましまが、さわられるのもイヤという迷惑顔。


ちーとまったく同じ態度。
病院で「食べないときはいつでもあげていいですよ」と言われた整腸剤(プリンペラン)を、しましまにあげて様子を見たけれど改善せず、6日に今度は近くの分院へ。

てきぱきした女医さんが本院のデータも見ながら(本院も分院もタブレットの電子カルテで連携)出した結論はちーとまったく同じ。
2匹同時期だけど、風邪でもなく、感染するような症状ではないとのこと。
感染がかかわるときは、喉が嗄れたり咳をしたりするそうで、原因はやはりわからず。

血液検査とレントゲンはなしで、皮下注射のみ。
「とにかく食べさせないとうまく腸が動くようにならない」
食べやすいペースト状の缶詰(ヒルズのa/d)を5秒ほどレンジで温め匂いを強くして与えること、
どうしても食べないときは高カロリー栄養クリーム(ニュートリカル)を鼻先に塗る(4kgのネコでスプーン2杯/日)
ということで缶詰とクリームをいただいて帰りました。

しましまは普段から鳴いて要求するタイプではないせいか、肝がすわっているせいなのか、元野良だから慎重なのか、車の中でひとことも鳴かずじっとしてる子です。
いままで飼ってたネコでも車中で鳴かない子は初めてかも。

食欲が出る薬を注射したということだったのですが、ちーと違って翌日になってもまだしましまは食べてくれません。
嫌がる鼻先にクリームを塗り塗りしてます。(ピーナッツクリームのような味でした(´∀`))


そして…今度はひでじが朝ごはんをひとくちも食べない!


体重6kg(しましまの2倍)の大食いひでじがひとくちも…?

心配してたら夕ご飯は半分食べました。

しかし翌朝はまたひとくちも食べず。


なんなんでしょうこの「食べない」連鎖???

 「オレにもわからん」


寒くて外出時間が減ってるので、おなかがすかないだけなのかな~?


人間は食欲なくても「水飲まないと脱水する」などと理屈で制御するけど、ネコさまは頑固なまでに受け付けない。
人間の2歳程度の知能らしいから、2歳児なみの理解しかないのでしょうね~。
嫌がるのを無理やり食べさせるのはなかなか大変です。
筋肉質ひでじだったら私なんて跳ね飛ばされそう…。

そうそう、猫はおならでガスを出せないのか?と疑問に思ったのですが、ネットの獣医師解説によると
「猫も人間と同じで、おならやげっぷをする」
とのこと。
でも長い猫飼い人生のなかで、おならやげっぷの音を聞いたことは一度もないですね。
きっと出る量がほんの少しなんでしょう。

たのみますから食べてください~、という新年の幕開けでしたが、お正月太りで飼い主は体重MAXです(;´д`)