3連休の最終日、敬老の日ですが、台風16号が九州北部を通過。
けっこう風が強かったみたいです。

ここ大分県北部では、未明に何度も風の「びょお~!」っていう音で目が覚め、私の頭に張りついて寝てた猫のくつしたも、びくっとなってました。

夜が明けて、雨もやんでだいぶ落ち着いてきたな~と思ってたら、7時になって実家の兄から出動要請。

「ニワトリが2000羽くらい死んでる、早く運び出さないと被害が広がるから手伝って」

事態がよくわからないまま、夫にも手伝いを頼んで車で兄の鶏舎へ。

強風で、鶏舎の中で大きな換気扇が倒れて、驚いたニワトリが団子状態になって圧死。
(ブロイラーなので、鶏舎の中では放し飼いなのです)
とにかく団子をばらさないとどんどん圧死するというので、鶏舎の外にバケツリレーで死んだニワトリを出し、ダンプに積んでます。

私は外で、ダンプに積んでる従業員さんを手伝ったんですが……

ひよこから2か月育てて、あと5日で出荷というところだったので、1羽が3キロくらいあって重いのなんの。バレーボールくらいになってます。

3か月に一度、ひよこの搬入のとき朝1時間手伝ったことがあるだけで、こんなでっかいニワトリを持ったことなんてありません。

でも嫌だなんて言ってられないのでとにかくやります。
足を持ったらちぎれちゃうんじゃないかと思ったけど、そんなことはなかったです。
ニワトリの両足を持ってダンプへ放り投げる…放り投げる…室伏選手がここにいてくれたら、と願いながら投げ続けました。

ニワトリ圧死


伝染病予防のため、死んだ鶏の数は毎日親会社(加工会社)に報告し原因など厳しく調査されます。

投げながら、数も正確にカウントしていかないといけません。
私は138羽投げたところで終了。

実際は2000羽じゃなくて620羽くらいでしたが、ほかにも重体トリさんがいて、まだ被害は増えそうです。

単価と飼料代で1羽あたり1000円の損害だそうですが、甥っ子(中2)は「6万羽もいるんだからどうってことないじゃ~ん」て、そういう問題?

まあ出荷されてもトリさんにとっては亡くなることに変わりはないんだけれど……

山と積まれた亡骸はやっぱりかわいそうでした。
兄は生きたまま出荷するだけだけど、処理場の人は途方もない数のトリを殺さなくてはならないわけで。

養鶏を20年くらいやってるけど圧死は初めてとのこと。
なかなかにハードな経験でした。

病気で死んだわけじゃないから、某国あたりだったら村人で分けて食べちゃいそう…?

死んだトリさんたちはしかるべき場所に埋められたようです。