ワクチンを打って1週間後。
C病院では、麻酔をかける手術は水曜の午後だけ。
最初に電話で聞いたときは、週に1匹ずつ手術ということだったけど、
男の子の手術は簡単なので、♂♀なら2匹手術できるとのこと。
前夜から絶食させて、またまたバッグに入れて黒縞コンビの
「ひでじ」と「ぷー」を朝、連れて行く。
ぷーのバッグはつくりが悪く前回の移動では飛び出してしまったけど、
夫が補強してくれて今回は大丈夫。
それでもまたまた絶叫大会ののち、病院に到着。
これまでの病院では、窓口でバッグを預けていたけど、
この病院では入院ケージのある部屋に通され、
飼い主の手でケージに移すの。
すんなり入ってはくれたものの、
「えー、帰っちゃうの?」
という眼差しがつらい。
夫は「ぷーの、あの目が忘れられない…」と涙目。
午後になると、
「もう手術はじまったかな~」
夕方になると、
「そろそろ麻酔きれたころかなあ、びっくりしてるだろうな~」
と気になる。
男の子も女の子も全身麻酔で、一泊の入院。帰りは翌日午前中。
「ちー」と「しま兄」は、
2匹の不在をあまり気にしていないようすだけど、
(別の部屋で寝てるのかな、くらいに思ってる?)
人間のほうは、
「2匹しかいないなんてさびしい……!」
以前飼っていたのは2匹で、
「2匹いるなんてぜいたくだね~」
と満足していたのに……、
「4匹なんて多すぎる! 人間より多いし!!」
とうっとうしがっていたはずなのに、
もう、4匹いないと耐えられない体になってしまった!!
慣れっておそろしいものですね~。
おどろおどろしい顔つきだけど憎めない「ひでじ」、
線が細いくせにいたずら心いっぱいの「ぷー」。
日本に飼い猫は1500万匹くらいいるらしいけど、
代わりのネコはいない。
ネコなんて、犬とちがって種類も少ないし、
みんな同じ顔に見えるのに、
ちゃんと個性があって性格も行動も声もそれぞれにちがう。
やっぱりひでじとぷーがいないと、居心地がわるいのだ。
数の問題じゃないんだろうな~。
早く迎えに行ってやりたい……と思いつつ、
手術の日の夜は更けていったのでした~。



