それは1月の半ばくらいのこと。
「ひでじ」が「ぷー」に乗っかって首の後ろを噛んでる。
ん? と思ったけど一声かけたらやめたので、
いつものじゃれ合いだな~と思ってた。
その後、1月下旬に夫が
「「しまにー」が「ぷー」に乗っかってるぞ!!」
えっ? じゃあやっぱりあれは……!
それからというもの、ふとしたときに
「ひでじ」が「ぷー」に、
「しまにー」が「ぷー」に、
「ひでじ」が「ぷー」に、
………
目撃されるようになってしまった!
そのたび引き離すので大事には到ってない(はず?)ものの、
もう猶予はならない!
というわけで、不妊手術を開始することに。
10月に拾ったとき、4匹はたぶん生後3か月くらいだった。
そのとき獣医さんに相談したところ、去勢手術は
生後7か月以降がいいというので、
「じゃあ2月頃手術かな~」と思ってた。
そろそろとは思ってたけど、2月を待たずにこのありさま……
「おいひでじ、相手は妹なんだぞ!」
とか言っても猫の世界には通用しないのね~。
今まで飼ってた猫はたいてい1匹飼いで、2匹のときも姉妹。
男の子2匹女の子2匹なんてのは初めてのこと、
予想はされた事態とはいえ、思ったより早かった!
猫の場合、女の子が発情しなければ男の子は発情しない。
なので女の子の初めての発情は見逃さないように……
とは思ってたんだけど、まだまだ小柄で子供と思ってた
「ぷー」が??
たしかに最近ご飯をよく食べるようになって、
以前より体もふっくらして表情にも落ち着きが出てきた。
夫が
「最近、ぷーは女の子らしくなってきたな~」
と言ってたのだけど、
そうかいな? くらいにしか思ってなかった。
知らぬ間にフェロモン撒き散らすギャルになってたのか?
(猫のフェロモンを察知した夫っていったい?)
男2匹を手玉にとる魔性の女「ぷー」??
とはいえ、「ぷー」は鳴いて逃げていて、
手玉にとるっていうより嫌がってる。
雄猫が雌猫の首の後ろを噛むのは、雌猫を抵抗させないため。
母猫が赤ちゃん猫をくわえて運ぶとき首の後ろを噛むので、
その記憶から、首を噛まれると脱力するくせがついてるとか。
「ぷー」は首を噛まれると「ぴゃー」と嫌がって鳴くので、
そのたび人間が行って引き離す…。
ある日はその瞬間を目撃。
並んで窓の外を眺めるほのぼのシーンから…
なんの前触れもなしかい!!
(逃げる間もないわ!!!)
そういえば、以前飼ってた姉妹猫は、
発情が来たときはすぐにそれとわかるほどすごかった。
四六時中鳴くわわめくわ、おしりをかべにすりつけるわ、
マーキングも始まってしまいには毎日枕におしっこされるしまつ。
(長毛種でかわいかったんだよぅ~)
室内飼いなので妊娠の心配はなかったけど、
人間のほうがまいってしまって手術することに。
それに比べ「ぷー」はまったくそんなこともなくて、
それまでどおりひたすらおとなしいだけなのだ…。
調べてみると、女の子が発情してなくても、
男の子が交尾の練習をすることがあるらしい。
なかには男の子どうしで練習することも…。
もしくは、室内飼いでも野良猫が周囲にいるばあい、
外から匂ってくるフェロモンに反応することがあるらしい。
(フェロモンは広範囲に匂うほど強烈とか)
というわけで、どうやら「ぷー」は発情してるわけではない気がする。
なーんだ練習か。
とはいえ、練習で妊娠することもあるわけで、
(ネコは交尾に誘発されて排卵するので、ご懐妊~率高し!
らしいです)
猶予なし!にかわりはない!
拾って最初にかかった病院は、
新しくて広くて綺麗で立派だったけれど、
夫が言うには「教科書的・事務的な対応がどうも合わない」とのこと。
そこで、
「さてどこの病院に頼もうかしら?」
ということになったのです~。
ところで、練習にしてもなぜ
「ちー」は見向きもされないのかしら?
~(2)へつづく~







