そんな田舎で東京の仕事ができるんですか? と思われそうだけど、
空港まで車で20分、宅急便だと航空便が速いので意外と
仕事上は便利だったりするんです。
地方での仕事をするにも、福岡にも四国にも山口にも近い。
住んでいる市の中心部までも車で10分、死ぬほど山奥ってわけじゃ
ないんです。ただちょっと他の家より小高いところなんだけど、
そこはもともとただの山?で、人家がなかった!
そこへ父が脱サラして東京から移り住んだんだけど、その後も
ここは家が増えるどころか減ってる状況なんです~。
さて、このままでは虫ブログになりそうなので方向転換して…
とつぜんだけど、私はハッキリ言ってネコ派!
中学のとき捨てネコになつかれて以来、なんだかんだとネコを飼って
ン十年。これまでに8匹飼いました。
でも3年前に姉妹ネコをなくしてから、あまりの哀しさに飼わずにいるの。
でももし目の前にずぶぬれの仔猫がいたら… 飼っちゃうだろうなあ。
つぎに動物を飼うっていったら、もちろんネコしかいない!
なのに、久しぶりの実家にいたのは、ダックスだった。
ミニチュアダックスというふれこみで兄が知り合いの女性から
生まれた仔犬を1匹もらったなれのはて。
ふつうのダックスよりでかいじゃないか…!
兄は「息子の情操教育になる」とか言ってもらってきたけど、
絶対その女性の家におじゃましてみたかっただけでしょ~!
その証拠にこの兄と息子(中1)、
ほとんどイチ(あっ名前はイチです!)を放置状態。
年に数回しか散歩につれていかない!
しつけも適当なせいか、無駄吠え・室内マーキング・マウンティングと
三拍子揃った無法犬!
犬って、目に知性が見えるものと思ってたけど、
イチ(あっ名前はイチです!)と目を合わせると
上目遣いにガンをとばされ…あんまりお利口さんにも見えない!
とはいえ散歩にもいかないんじゃ不憫だし、しつけも兼ねて
時々散歩に連れて行ってやることに。
お散歩コースは家から坂を上り、瀬戸内海が一望できる
展望台のある公園へ。
しかしこのイチ、
3歩歩いてはマーキングと忙しく、
人間を引っ張って先に行こうとするし、
やっと後ろを歩いたかと思うとてこでも動かなくなったりと、
散歩も一筋縄では終わらない!
往復10分のところ、イチと歩くと早くても30分はかかってしまう。
それでも何日か散歩を続けていると、動かなくなるところが
何箇所か決まっているのがわかってきた。
何か気になる匂いがするのかな~?
でも公園へは車で行く人ばかりで、以前散歩にきていた
ワンちゃんも死んで数年たつらしいので、人も犬も
ほとんど歩いてない道なんだけど…。
その日は、もうすぐ家に帰り着くというとき、坂道の途中で
振り返ったまま動かない~。それも道端でなく道のどまんなかに
すわったっきりで、なぜか背も伸びてきちんとおすわり。
も~イチ、家はすぐそこなのに!
と思いつつ、何か気になるものが? と坂の上になにげなく
目をやると……
あ、まちがえました。
鹿が! シカも3頭、親子? 家族?
日暮れのうすあわい光の中、陶然とした空気の中に
現れた!
(バンビの可愛さ、絵がヘタで表せない!!)
道を横断途中、こっちに視線釘付けで道の上にストップ。
全員カメラ目線。
しばらく見合うこと数分、左の林へと消えた…。
イチもかたまって、吠えることも忘れているよう。
こんな家の近くに、鹿????
昔(正確には80年代ですね)は見たことなかったんだけどなあ…
調べてみると鹿はヒノキなどの木の皮を食べるらしく、
確かに昔植えた木が育って家の周りはうっそうとしてきてるんだけど、
やっぱり人が減ったから歩きやすくなってるのかなあ。
イチは自分の縄張りを死守しようと、あちこちマーキングしたり
草に身体をこすりつけたりしてたけど、
まさかライバルが犬じゃなく鹿だったとはね……
おつかれさま、イチ!
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鹿は市内でもだいぶ増えているようで、
猟師さんが獲って兄に鹿肉をくれたりするそう。
私も見たことがあるけど、赤身でした~。
5月には、うちよりだいぶ山奥で、鹿撃ちに行ったグループが誤って
仲間を撃ってしまい、60代のおじさんが亡くなってしまいました。
兄が言うには、猪とちがって鹿は背が高いから、高い位置を狙って
撃つので誤射の場合の死亡率が高いそう。
動物と人間、田舎ではこれから共存が問題になってきそうですね。





